ゴルフを長年やっている人でも、以外に目標方向にまっすぐ構える方法を知らない人が多い。
このページでは、目標方向にまっすぐアドレスすることができる簡単な方法をご紹介します。
ゴルフを長年やっている人でも、以外に目標方向にまっすぐ構える方法を知らない人が多い。
このページでは、目標方向にまっすぐアドレスすることができる簡単な方法をご紹介します。
「ゴルフの上達は球数次第だ!」と勘違いしていませんか?
「とりあえず練習場に行こう!」と無駄な出費をしていませんか?
ゴルフはもちろん「趣味」であり「遊び」で構いません。しかし、上達すればもっと楽しくなるはずです。
正しいゴルフスイングの理論を知っているようでもしっかりと基礎から学んだ人は少ないのではないでしょうか。
このページでは、ゴルフスイングの基礎を学ぶ事の大切さをお伝えしていきます。
「アイアンはダウンブローに打て!」
ゴルフ経験者ならほとんどの人がこのレッスンやアドバイス聞いているはずです。
しかし、「なぜアイアンの打ち方はダウンブローでなくてはならないのか・・・・?」
その理由を知らずにただボールに向かってアイアンのヘッドを打ち付けていればいいと思っているとしたら、それは「ちょっと待ったぁ!」です。上達のスピードが遅くなるので注意が必要です。
このページでは、なぜアイアンの打ち方はダウンブローがいいのか、またダウンブローに打つ方法をご紹介していきます。
ドライバーの正しい打ち方で大切になってくる要素の一つ「膝」。
今回は特に「右膝(ひざ)」について解説していきます。
もしかして、ドライバーでボールを遠くに飛ばしたいという欲求でいつもより力が入っていませんか?
本人にそのつもりがなくても、右膝が語ってしまっている人が多いのです。
ゴルフ初心者の方は、自分のスイングが合っているのか間違っているのか判断はまだまだできないことでしょう。
しかし、ゴルフ経験が長い人でも意外と勘違いしている人が多いのがこれです。
「腰を大きく早く回せばヘッドスピードが上がる」
つまり、バックスイングで腰を時計回り方向へ、より多く回したりねじったりすることで、それがパワーにつながると信じて止まないのです。
そのため、右膝がカックンと後方へ行き伸びきった状態でトップポジションを作っています。
でも、なぜそれが悪いのか?
冬のゴルフは寒さとの戦いです。
冬用のゴルフウェアで防寒対策をすることはもちろんのことですが、肝心な身体が凍りついていたらせっかく寒い中ゴルフに来ているのにスコアは散々な結果になることでしょう。
コースに着いたらもうスタートの時間。「仕方ない。後ろの組みもつかえてるし、とりあえず打とう。」って経験ありませんか?
分かっているとは思いますが、最悪のスタートです。まったく身体が温まっていない状態で打って、ナイスショットが打てる方が不思議です。
冬のゴルフで最も大事なことは「徹底した準備運動」です。「筋肉を傷めないために。怪我をしないために。」それももちろんですが、冬場は準備運動なしで思い通りのスイングはまずできません。
何も準備運動をせずにスタートすれば、「残り3ホールでやっといつものスイングが戻ってくる。」という手遅れ状態になります。
そこで、このページでは冬のゴルフでおすすめの準備運動や練習をご紹介しておきます。
ドライバーの打ち方だけに限らず「ゴルフスイングはテークバックが大切だ。」
と、レッスン書などでよく書かれていますが、イマイチピンと来ていない人も多いのではないでしょうか。
しかし、理屈で分かっていてもそれを実際のスイングで試してもなかなか上手く行かないという人が多いのではないでしょうか。
このページではドライバーの打ち方で最も重要と言ってもいい「正しいテイクバックを行う方法」をご紹介させていただきます。
テイクバックで正しい動きをしたゴルフクラブの軌道は、特別な意識をせずにオンプレーンのバックスイング軌道に乗ります。
これからご紹介する方法でテイクバックを行えば、誰でも簡単にオンプレーンのバックスイングができるようになるでしょう。もちろん、しっかりと言葉の意味を理解しないとその動作は行えないので、是非しっかり読んでいただきたいと思います。
言葉で説明するので、しっかり読んでいただきたい。
早速ですが、以下の動きを実際にクラブを持ち実験してみてください。クラブは何でも構いませんが小さなミスが大きな誤差になってしまうドライバーでチェックしておいた方が今後のためにもいいでしょう。
いかがでしょうか。フェースの角度は確認できましたでしょうか。
これが「テークバック開始後、クラブが地面と平行になる時、フェース面の角度と前傾角は同じになる」原理です。
そして、タイガーウッズ選手をはじめ一流の選手の多くが、この「腰の高さでフェース面の角度と前傾角は同じになる」のです。
一度、その原理を理解すれば「当たり前」のことだと思うはずです。
しかし、多くの人がこの当たり前の動きができていないのです。
「自分はできてる!」と思っている人も、動画を撮ったり恥を忍んで後ろからお友達にでも見てもらいましょう。できていればもちろん問題ありません。しかし、出来ていないと気づいたら大ラッキーです。今まで悩んできたスライスやフックをここで一気に矯正できるチャンスです。
では、出来ていない人はどうなるか・・・。
シャフトが地面と平行になっている時、「①トウが真上を向いている」もしくは「②フェースが前傾角以上に閉じている」のです。
「①トウが真上を向いている」場合、これはテークバックでクラブをインサイド(身体の背中側)に引きすぎています。そのままのスイング軌道でダウンスイングをすれば、大きなフックか少しでも腰の開きが早いと身体とボールに距離が短くなりシャンクの原因になります。
「②フェースが前傾角以上に閉じている」場合、反対にアウトサイド(体から腕が離れていく)にテークバックをしていることになります。そのままの軌道でダウンスイングをすればスライスか腰の開きが早すぎるとひっかけ球が出ます。
PGAのトッププロ「ジムフューリック選手」はループスイングで有名です。アウトサイドにクラブを上げ、ダウンスイングをオンプレーンに戻して打ちます。
インサイドにバックスイングしアウトサイドからダウンスイングをするプロはほとんどいませんが、実はこのような「アウト⇒イン」のスイングは大なり小なりプロにけっこう多いのです。
しかし、これは子供の頃から何万球もボールを打ってきた「勘」のようなものがなければ、毎回ダウンスイングで同じプレーンに戻すことは難しいのです。プロの真似をするなら、せっかくなので世界NO1のプレイヤー、タイガーウッズ選手を真似しましょう。
さて、ではどうしたら「クラブが地面と平行になる時、フェース面の角度と前傾角は同じになる」のでしょう。スイングの7割はこの部分が上手くいくかで善し悪しが決まります。しっかりチェックしておきましょう。
このレッスンは「とっておき中のとっておき!」だと思ってください。それほど効果があり大事な部分です。
言葉にすれば短いレッスンですが、よーく言葉の意味を噛み締め、実際にクラブを持ち試してください。
いかがですか?
この通り出来た人は、シャフトと地面が平行になった時に勝手に前傾角とフェースの角度が一致していることに気づいたと思います。
この時のポイントは「コックをしないように我慢しながら」という部分です。コックを使ってヒョイとシャフトを地面と平行にすることは簡単ですが、それではしっかりと肩が回っていません。コックを我慢しながらクラブを飛球線後方へ押してください。
「クラブが地面と平行になる時、フェース面の角度と前傾角は同じにさせる方法」はたったこれだけです。簡単ですね。
「でも、コックはどうするの?」と疑問に思う方もいると思います。
何も意識しなくて大丈夫です。それ以降は肩を90度まで回すことでその勢いで自然と親指にグリップが乗る理想的なコックが出来上がります。
無理にコックをさせようと思うとオーバースイングになりますので、コックの角度は意識せず遠心力と重力に任せておきましょう。
正しいドライバーの打ち方を知りたい方の悩みは「飛距離」「方向性」その両方ではないでしょうか。
この方法でテークバックすることによってスイングプレーンが安定するので当然、方向性は向上します。さらに、左腕で飛球線後方へ大きく腕を伸ばして行くことでスイングアークを最大にしているで、飛距離も稼げるようになるのです。
いかがでしたでしょうか。
今このレッスンはご自宅や出先でパソコンやスマホなどでご覧になっていることでしょう。
ぜひ、このテークバックの方法を練習場で試してください。今までヒョイと手首でテークバックしていた方は腕の張りを感じ少々違和感を感じるかもしれませんが、慣れてくれば「球のつかまり」「ミート率の向上」「ヘッドスピードの向上」を体感できるはずです。
ヘッドスピードごとにドライバーの重量を変えた方が良い本当の理由
ドライバーの打ち方をレッスンする前に重要なチェックポイントがあります。
それは、「自分に合ったドライバーを使用しているか」ということです。
自分のスイングスピード(ヘッドスピード)に合ったクラブを使用していないと、正しいスイングを習得するのが難しくなります。
昔は、ゴルフクラブに選択肢があまりなかったためクラブに自分のスイングを合わせる打ち方が必要でした。
しかし、今はヘッドの「重量・形状・重心の位置・ロフト角」、さらにシャフトは「硬さ・トルク・重量・キックポイント」などの組み合わせをアマチュアでも自由にフィッティングできる時代になっています。
しかし、ゴルフ初心者がこれらのことを全て理解し、自分に合ったクラブを選ぶのはとても大変な作業です。このような「違い」が分かるようになるには経験が必要なのです。
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今では、ティーショットは必ずしもドライバーで打つ必要はないということがアマチュアの間でも広がり、3ウッドやロングアイアンで打つプレーヤーも増えてきました。
特に、ロングヒッターの場合ドライバーを打つことは楽しみでもありますが、同時にOBの危険性をはらんだ恐ろしい存在でもあります。コースによってはドライバーの使用を躊躇することもあるのではないでしょうか。
しかし、ドライバーでより遠くへボールを運ぶことはやはり大きなアドバンテージになります。セカンドショットが短くなることでピンを狙える確率が高くなるからです。
もし、どんなに狭いコースでも果敢にドライバーでターゲットを狙い通りに攻めることができる技術があったとしたら、ロングヒッターにとってそれは大きな武器になります。
また、ドライバーの飛距離に自信のない人も正しいドライバーの打ち方をマスターすることができれば、飛距離を最大限まで引き伸ばすことが可能になります。
飛距離が出なくて困っている人のほとんどがスイングの原因からくるものです。年を重ね、体力が衰えることによって飛距離が落ちるという現実は確かにありますが、それを理由に正しいスイングを身につけないのはもったいないことです。
「ドライバーの打ち方チェックシート」はこれから数編にわけてシーリーズ化していく予定です。
「ドライバーの打ち方」と言ってもグリップの握り方、体重移動の方法、アドレスの取り方・・・などまだまだたくさんのチェックポイントが存在します。1ページでお伝えできるようなボリュームではありません。
そんな1ページを完成させるには膨大な時間がかかるというのも理由の一つですが(^^;)
ただし、すべてのページを一気に読む必要はありません。むしろ1ページずつゆっくり読み進め、練習場やコースで試していった方が効果的かもしれません。
ドライバーの打ち方チェックシートが完成するまで何日かかるか分かりませんが、更新はランダムにしていきます。ランダムというのは、グリップの握り方の次はいきなりコースマネジメントのお話というように前回の話の続きとは限らないということです。
ある程度完成してきた時点で目次を作成し、皆さんがわかりやすい構成にしていきますのでそれまでお待ちいただければ幸いです。
グリーンまであと少し。でも、目の前にはバンカーが!
グリーンまでの距離があればバンカーは特に気になりません。
でもグリーンが近い場合は「飛びすぎるとグリーンオーバー」「ショートすればバンカーの中へ」こんな状況、ラウンド中に1度や2度はありますよね。
このようなバンカー越えの状況はどうしても恐怖を感じてしまうものですが、落ち着いてプレーすれば上手く切り抜けることができます。
このページでは、「バンカー越えのアプローチ」のコツや注意点をご紹介していきます。
バンカー越えのアプローチには大きく分けて3つのポイントがあります。
「ショットのイメージの作り方」・「アドレスやスイング」・「メンタル」と3つのポイントをご紹介していきますが、グリーンエッジからピンまでの距離が遠い場合と近い場合がありますのでそれぞれに分けて説明していきます。
グリーンエッジからピンまでの距離が遠い場合、キャリーでピンを狙ってスピンでボールを止める方法とピッチエンドランの2種類の選択肢があります。
しかし、キャリーで狙っていい状況は限られてきます。普段よく練習している自信のある距離かラフにボールが沈んでいるようなスピンがかかりにくい状況ではない場合です。
たまたま上手くいく場合はありますがリスクが高くなるのでおすすめはできません。
ピッチエンドランで狙うという選択をする方がより安全で、寄る確率が高いと言えます。
したがって、ここではピッチエンドランでバンカー越えのアプローチをするポイントをご紹介していきます。
グリーンエッジからピンまでの距離が遠い場合、バンカーの存在はほとんど無視していいのですが、視界に入るので完全に無視は難しいですよね。
しかし、一番気にしなくてはならないのが「どこにボール落としてどのように転がすか」です。そこに意識を集中させバンカーの存在を忘れさせるようにしましょう。
自分の脳みそを上手くダマしてあげるのです。
アプローチは技術的な部分も大切ですが、最終的にモノを言うのはイメージです。まずは、どこにボールを落としてどのように転がすかそれにはスピン量はこれくらいがいいと頭の中で理想を描くことが大切です。
フェースの向きがどうだとかスタンスはオープンがいいとか、そんなことばかりを考えていると返ってザックリやトップを起こしてしまいます。右脳全開でイメージを膨らましてください。
バンカー越えのアプローチでもグリーンエッジからピンまでの距離が遠い場合は、いつものアプローチと何ら変わりはありません。バンカーが目の前にあるってことは確かですが、基本的なことは全て同じです。
両足かかとを揃え、11時の方向にオープンスタンス。フェースと肩の向きはターゲット方向で重心は左股関節。手首を返さないように肩でスイングする。アプローチの基本通りにスイングすればOKです。
ただし、ランニングアプローチとは違いますのでクラブは球が上がりやすいアプローチウェッジやピッチングウェッジを使用します。サンドウェッジやロブウェッジでもいいのですが、転がしをコントロールするには熟練した経験が必要になってきますのでギャンブル性が高くなります。ある程度転がるクラブを選択するのがいいでしょう。
また、ボールの位置もランニングアプローチより若干左側に置くことでボールの飛び出し角が高くなります。
メンタル面の注意点は集中するポイントをバンカー以外のところに持っていくということです。
つまり、どこに落としてどれくらい転がそうかということに意識を集中させればいいのです。
「バンカーに入ったらどうしよう。」「アゴにぶつかったらどうしよう。」などネガティブなイメージを作ってはいけません。バンカーがあろうとなかろうと、ボールの落としどころは同じです。ボールの軌道やスピン量をしっかりイメージしを集中させればピンがグリーンエッジから遠い場合はバンカーなんて無いに等しいのです。
バンカーを越えすぐにグリーンエッジがあり、さらにピンまでの距離が短い場合に覚えておきたいショットは「ロブショット」です。
ロブショットはプロが使う技だと思い込んでいる人が多いのですが、慣れてしまえば特に難しいことではありません。
グリーンエッジからピンまでの距離が近い場合は、バンカーを越えてからボールが転がってしまっては困る状況です。この場合はロブショットを打つしか選択肢はないのです。
それでは、ロブショットの簡単な打ち方も含め3つのポイントをご紹介していきます。
ロブショットで特に重要なのがイメージ作りです。「フワッとボールを浮かす」イメージをしっかり持つことが大切です。
そしてロブショットで一番難しいのが距離感です。ロブショットはフェースの開き具合や振り幅やライによって大きく飛距離が変わってきます。フェースを開きすぎたりインパクトでスイングを緩めたりしたらショートしバンカーの中に入ってしまいます。
しっかりとボールの落としどころに集中し「こんな感じかな」という自分なりの振り幅のイメージを持つことがとても大切です。
状況に応じた距離のコントロールは難しいのですが、ロブショットを打つこと自体はさほど難しくありません。
ロブショットはロブショット用のアドレスを作ればできます。
まず、スタンスは肩幅より若干狭いくらいにします。ボールの位置はスタンスの中央におきます。そこから左足を11時の方向に開きオープンスタンスにします。
フェースの向きを1時の方向に開きます。この時の注意点はフェースを開いてからグリップすることです。グリップしてから手首をロールさせてはいけません。手首をロールさせることによってフェースを開きそのままショットする技(カッピングと言います。)もありますが、安定しないのであらかじめフェースの開きを固定しておいたほうが距離感をつかみやすいでしょう。
アドレスはこれで完成です。バンカーショットと同じですね。
続いてスイングですが、スタンス通りにアウトサイドにバックスイングしコックを早めに完成させましょう。そこからダウンスイングに入るわけですが、ロブショットで特に注意したいのが重心の移動、スウェイです。
ロブショットはフェースを開いている分、大きな振り幅とスイングスピードが必要です。重心が左にスウェイしてしまうとトップしてホームランやシャンクで場合によってはOBなどの大きなミスにつながりやすいのです。
短い距離ですが、ドライバーショットと同じくらいの緊張感を持ちしっかりボールの後方に頭を残しボールをヒットしましょう。
グリーン周りのショットは集中しているようであまり出来ていない人が多いようです。ティーショットでドライバーを打つときは入念に素振りをしたりしてスイングチェックをしているのに・・・。
ロブショットは結果的には短い距離を打つショットですが、スイングはフルスイングに近い動きをします。
つまり小手先だけでは成功しない全身を使うドライバーショットと同じスイングだということを理解することが大切です。
短い距離だからと適当に打つのでは無く、ロブショット用のアドレスをしっかり作り、ドライバーショットやアイアンショットと同じように細心の注意を払ってスイングするように心がけましょう。
ドライバーの飛距離をもっと伸ばしたい!
300ヤードを超えるドライバーショットを放つ一部のパワーヒッターのゴルファー以外の方は、もっと飛距離を伸ばしたいと考えているのではないでしょうか。
また、年齢とともに衰えてくる筋力を補うために、より効率的なスイングを手に入れたいと考えている方も多いのではないでしょうか。
このページでは、ドライバーの飛距離の平均と理想的な飛距離を出すための方法をご紹介していきます。
まずは、PGAツアープロのドライバーの平均飛距離を見ていきましょう。
2位 316.188ヤード:ジミー ウォーカー選手
3位 314.800ヤード:ジェイソン コクラック選手
4位 314.250ヤード:マックス ホーマ選手
5位 312.250ヤード:ゲーリー ウッドランド選手
6位 310.688ヤード:石川 遼選手
まず驚きと嬉しさを感じるのは松山英樹選手がドライビングディスタンスで1位ということです。また、石川遼選手も6位につけています。これは日本人にとって誇らしいことですね。
でも、この結果を見てこう思う人もいるかもしれません。
「飛距離が出てもPGAツアーで優勝できるわけではないんだな。」
たしかに、ゴルフはドライバーの飛距離だけではありません。アイアンショットの精度やアプローチの技術、パッティングの上手さや精神力など様々な要素をトータル的に向上させることが必要です。
しかし、もし松山選手や石川遼選手がドライバーで遠くまで飛ばすことができなかったら果たしてプロゴルファーになれていたでしょうか。
答えはノーです。
もしドライバーの飛距離が200ヤードそこそこしかなかったら、プロゴルファーになる夢を見ることすらなかったかも知れません。
プロゴルフツアーが開催されるゴルフコースは7000ヤードを超える非常にタフなセッティングです。飛距離が出せなければセカンドショットにロングアイアンばかりを使用することになり、スコアをまとめることはとても難しくなります。
やはり、ゴルフには飛距離がとても大切なのです。
では、アマチュアゴルファーのドライバー平均飛距離を考えてみましょう。
アマチュアゴルファーと言ってもレベルやヘッドスピードは様々です。
中にはプロゴルファーレベルに上手いゴルファーもいますし、飛距離がプロ以上の方もいます。そこでここではヘッドスピード別の標準的な飛距離を見ていきます。
ヘッドスピード | 30m/s | 35m/s | 40m/s | 45m/s | 50m/s |
標準的な飛距離 | 162ヤード | 189ヤード | 216ヤード | 243ヤード | 270ヤード |
上の表は標準的なドライバーの飛距離です。
では、その標準的とはなんなのでしょうか。
この表にあるヘッドスピード別ドライバー飛距離はある公式によって算出されています。
その計算式は以下の通りです。
ドライバー飛距離 = ヘッドスピード(m/s) × ミート率 × 4(係数)
例えばヘッドスピード50m/sの飛距離は270ヤードです。これを公式に当てはめて分解してみると・・・
270ヤード = 50m/s × ミート率 × 4 です。
ミート率は270÷50÷4=1.35・・・1.35となります。
つまり、標準的なドライバー飛距離は「標準的なミート率」をもとに算出していることになります。
ちなみに、トッププロのミート率は1.45~1.5です。
例えば、ヘッドスピード50m/sでミート率1.5のゴルファーのドライバー飛距離は「300ヤード」です。ミート率1.35のゴルファーと比べて30ヤードも差が開いてしまいます。
このように同じヘッドスピードでもミート率によって飛距離は大きく変わります。
ここまで、ドライバーの飛距離について読んできたであればもうお分かりだと思いますが、ドライバーに飛距離を決めるのは「ヘッドスピード」と「ミート率」です。
では、どうしたらヘッドスピードとミート率を上げることができるのでしょうか。
まずヘッドスピードですが、ヘッドスピードは正しいスイングと筋力が必要です。
【正しいスイングとは】
正しいスイングとは、体とクラブが作る回転運動のパワーを最大限に引き伸ばし、そのパワーが最大になる時にボールにインパクトさせる技術です。
これは、各個人の筋力のレベルに合わせ体やクラブをいかに効率よく回転させるかが鍵になります。この正しいスイングができるようになるにはそれなりのレッスンと練習が必要になってきます。
【筋力】
主に背筋がポイントになってくるのですが、身体の回転を早めたりインパクトの衝撃に耐えるために筋力が必要になってきます。
いくら綺麗なスイングをしている6歳の女の子でも、腕だけでスイングしているプロレスラーに勝つことはできません。
正しいスイングと筋力の両方があってはじめてヘッドスピードが上がるのです。
ミート率を上げる方法は、当たり前ですがクラブフェースの真芯に当てる確率を上げるということです。
クラブフェースの真芯に当てるには、やはり「正しいスイング」を身につける方法以外ありません。
アドレス、バックスイング、ビジネスゾーン、インパクト・・・
体重移動、重心コントロール、グリップ圧・・・・
ゴルフスイングはこのような様々な要素が絡み合ってできているので、一言でこうすればいいなんてことは言えないのが残念なところです。
この項目では「ドライバーの飛距離をアップさせる方法」としてご紹介してきましたが、一番重要なことは「ミート率」を上げることです。そして、ミート率を上げる方法は基礎的な練習を繰り返すことが最も効果的です。
基礎的な練習法は小原プロのDVDを見れば間違いないでしょう。内容はプロもやっているメニューばかりです。しっかり実践すればゴルフスイングの基礎固めの9割以上は完成するはずです。
どんなプロスポーツ選手でも「基礎」は必ず誰かに教わるものです。
そこを理解していないゴルファーが非常に多いのが残念なのですが・・・、基礎をしっかり理解すれば、ゴルフ仲間の中で頭一つ抜け出すことははっきり言って簡単です。
とは言え、実際にDVDを見て素直に実行する人は100人に一人くらいですけどね(笑)
ドライバーの飛距離は「ヘッドスピード」と「ミート率」で決まる。
正しいスイングと筋力アップが飛距離を延ばす。
ドライバーの飛距離をアップさせるということは、スイングが良くなるということです。アイアンショットやアプローチに関してもミート率が上がることでターゲットへボールを運ぶ確率が上がります。
また、ドライバーの飛距離が出ればセカンドショットの距離は縮まりバーディチャンスも増えることでしょう。