ゴルフレッスン

ドライバーが調子いい日はパターの調子が悪い!原因はこの5つ!

ドライバーパター調子悪い良い

「不思議!?ドライバーの調子がいい日はパターの調子が狂う」

こんな経験ありませんか?

「ドライバーは絶好調!今日はいいスコアで回れそうだ・・・。でも、パターが入らず結果はいつも通り。」

このような症状は多くのゴルファーが経験しているのではないでしょうか。

せっかくショットが調子がいいのに、なぜかいつもの自分のレベルに合わせるかのようにパットで打数を稼ぎ、結局は普段通りのスコアでラウンド。

一緒にラウンドしている仲間に「ショットは良かったんだけど・・・パットがなぁ。パットが入れば今日は70台で回れたのに!」などと、言い訳の一つでも言いたくなるあの不思議な現象をこのページではズバッと解明していきます。

正しいスイングを身につけたい方はこちら

「ドライバー調子良し・パター調子悪し」原因はこの5つだ!

私もたくさんこのような不思議現象を何度も経験してきているのですが、ある日この原因を追求してみようと思い、「5つの仮説」を立てそれぞれ対策を考え実験してみました。

①自分の実力を過小評価している。
②緊張感が不足する
③その日のスイングはアッパースイング傾向にある。
④微妙な距離感がドライバーショットによって麻痺している。
⑤パーオン率が上がると同時に長い距離を残してパットする回数も増える。

これら仮説とその対策、そしてその検証結果をご報告します。
結果と信憑性を5段階評価してみましたので、参考にしてください。

①自分の実力を過小評価している。

信憑性度★★★★★

これはメンタルの部分です。
実験をしたその頃の私の平均スコアは82。そして、「70台前半でラウンドするなんて夢のようなことだ」と思っていた時期です。
つまり、自分の実力を82前後と決め付けていた時期です。

「自分には70台前半でラウンドすることなんてできない!」
「そんな夢のようなスコアは自分にはふさわしくない!」

願望では「70台前半、いやアンダーパーで回りたい!」と思っていながら、心の奥深くで「そんな実力はない!」と同時に考えていたのです。
そこで私はその心の奥深くの潜在意識を書き換えるために、「70台前半、いやアンダーパーで回りたい!」ではなく、

「私は70台前半で回れる、私はもうすでにアンダーパーで回れる実力がある!」

と、少々スピリチュアルな感じですがラウンド中にいいショットが打てるたびに何度も心の中で唱えることにしました。
それと次のことにも注意しました。

私の場合、ドライバーでナイスショットの後に人に褒められると「いやいや、たまたまですよぉ~。」なんて照れくさそうにしてしまうことが多かったのですが、この時から、「ありがとうございます。」の一言を言うだけにしました。

それは「たまたまいいショットなだけで本当の実力は大したことない」と潜在意識に語っていることと同じで、その大した実力ではない自分に潜在意識が近づこうとしているのではないか。だからパットを潜在意識が外しているのではないかと仮説を立てたのです。

そしてその2つのことを意識し実験をした結果はと言いますと・・・

常に70台前半で回れるようになったわけではありませんが、80以上のスコアが激減したのです。
特にその間に変わった練習方法を取り入れたとか、新しいパターを購入したということはないのにです。

結果:★★★★
この結果が潜在意識を変えたことによって現れたかは証明しようがありませんが、間違いなく言えることは「1つのショット、1つのパットに対する集中力が劇的に向上した。」ということです。

結果も★5つにしたいところですが、証明できない分野なので4つにしておきました。

是非、お試しください。

②緊張感が不足する

信憑性度★★★★★

これもメンタルですね。
ドライバーショットでフェアウェイ、そしてセカンドショットで2オン。
こうなると心に悪い意味の「余裕」ができてしまうのではないかという仮説です。

しっかりとラインを読まず、距離感も「まあ、こんなもんで寄るでしょ。」といった、いい加減なパットをしてしまうということです。

「グリーン周りからアプローチで寄せ、残り2mのパットを外せばボギー。」
といった緊張感がない状態です。

「2パットで入れればOK!そんなの簡単!」
の「油断」がパットを外している可能性があるのではないかと考えました。

で、その対策。
セオリー通りのパッティングを心がけました。
グリーンに入る前からグリーン全体の傾斜を読み、ボールからカップに向かって歩測で距離を図りながら足の裏で傾斜を感じ、打ち出しスピードとボールの曲がりを頭でイメージし、2、3回イメージ通りに素振りをし、目線の真下にボールが来るようにセッティングし、イメージ通りに打つ。

このような「当たり前のこと」をしっかり面倒くさがらずに行うようにしました。

結果:★★★★★
3パットを大幅に削減することができました。
「油断」は大敵です。

③その日のスイングはアッパースイング傾向にある。

信憑性度★★★

よくドライバーはアッパースイングだ!なんて聞きますよね?
ヘッドが最下点を過ぎた直後にボールにインパクトするのが正しいドライバーのスイングだという理論です。

確かに、ドライバーの場合無駄な回転を押さえるためにはなるべくクラブヘッドが水平になった状態でインパクトする方がよく飛びますし、左右の曲がりも抑えられます。
従ってこの理論は正しいと言ってもいいのではないかと思います。

しかし、このドライバーのスイングが一日中身体に染み付いていたとしたら、場合によってはパットに悪影響が出てくるのではないかと考えました。

ドライバーショットの場合、ボールの位置はセオリー通りだと左足のくるぶしの延長線上です。
このボールの位置が最下点を過ぎた直後にインパクトを迎えるには最適な場所ということです。

そのインパクトの位置に問題があるのではないかと考えました。

パッティングのスタイルは人によって違いますが私の場合、パッティングの際のボールの位置は中央がベストです。両目のちょうど真ん中でなおかつ真下にくるようにセッティングするのが経験上一番入るボールの位置です。

ところが、ドライバーショットが調子いい日は無意識にボールの位置が左、もしくは右足体重でアッパー風の軌道でパッティングしている可能性があると考えました。
ボールの位置が左ということは、フェースが閉じて左に打ち出してしまったり、若干ダフってしまい正しいインパクトができなかったり、距離感が狂ってしまう原因になるのはないか思ったのです。

そこで、対策です。
まずは心のリセットをしました。
「パッティングは特別な存在なんだ。ショットとは一味違った別のゲームなんだ。」と、ショットの感覚を無理やり忘れるために自分に言い聞かせました。
そして、技術面では重心は両足の中心に取り、そして両目のちょうど真ん中の真下にボールがくることに注意するよう心がけました。

結果:★★★★★
一度気持ちをリセットすることで冷静にパッティングすることができ、自分にあったストロークをすることができるようになりました。
信憑性が★3つなのは、すべての人に当てはまる内容ではないかも知れないということが原因です。
私のようにボールの位置が両目の中心直下という方にはおすすめできます。

④微妙な距離感がドライバーショットによって麻痺している。

信憑性度★★★★

ドライバーショットの調子がいいと、ついついさらなる飛距離を求めて調子に乗って大振りしてしまうこと・・ありませんか?
その、「ついつい調子に乗ってしまった」大振りが後々のパッティングに悪影響をもたらすのではないかという仮説です。

こんな経験ありませんか?

本がいっぱい詰まった重た~いダンボールを持った後に、中身の軽いダンボールを持ち上げようとすると、何も持っていないかのようにふわっと軽く感じる。

これです。
つまり、力を込めて打ったドライバーショットの感覚を筋肉が記憶していて、繊細なタッチを感じられなくなってしまうのではないか。

そこで、対策です。
とにかく「大振り禁止!」

ドライバーショットはしっかりとヘッドの重さを感じながらゆったりと8割程度の力でスイングを心がけるようにしました。
また、パッティングの前にはパターをグリップしたまま手首で上下させ重さを感じ、さらにボールを拾い上げポンっポンっとお手玉の要領で跳ねさせ重さを感じ取り、それからパッティングをするようにしました。

結果:★★★★★
特にボールの重さを感じるということが大切だということが分ると思います。ボールの重さを感じるということが距離感につながります。

⑤パーオン率が上がると同時に長い距離を残してパットする回数も増える。

信憑性度★★★★★

これは、パターの腕前の問題ではなく確率の問題です。
単純にティーショットがよければセカンドショットもいい位置から打てるはずです。そして、パーオンする確率も上がります。しかし、ドライバーショットの調子が悪ければ、セカンドショットがグリーンをこぼれてカラーや花道にあり、そこからカップに近づけるためにアプローチで寄せます。

残り150ヤードから打つより、20ヤードのアプローチの方がカップに近づく確率は当然高くなりますので残りのパットの距離は短くなるでしょう。
ところが、150ヤードからのショットの場合、グリーンには乗っていてもカラーギリギリだったり、カップまで15mなどという場面に出くわす確率が高くなります。

それが原因です。

対策は特別なことはしませんが、想定内のこととしてセオリー通り、特に距離感を大切にしたパッティングを心がけることにしました。
結果:★★★★★

「ドライバー調子良し・パター調子悪し」原因はこの5つだ!「まとめ」

①自分の実力を過小評価している。
②緊張感が不足する
③その日のスイングはアッパースイング傾向にある。
④微妙な距離感がドライバーショットによって麻痺している。
⑤パーオン率が上がると同時に長い距離を残してパットする回数も増える。

私の経験上のお話なので、すべての人に当てはまるかはわかりませんがもし、ドライバーは調子がいい日はパターの調子が悪いという不思議現象が頻繁にある方は、参考にしてみてください。

パターの選び方「向いてるパター、向いていないパター。」

パターの選び方

パターの選び方:このパター自分に向いている?向いていない?

パターの選び方
パターを選ぶ時に、ゴルフショップの試し打ちコーナーで何球か打って「一番入ったパターを買う人」・・結構いるのではないでしょうか?
もちろん、入らないより入ったパターの方がいいのかも知れませんね。

でも、それは「たまたま」だったりします。

このページではもっと、サイエンスフルなパターの選び方をご紹介します。
パターの種類ごとに向いている人、向いていない人をご紹介します。

パターの選び方①:マレット型はあなたに向いてる?

パターの選び方:マレット
向いている人
ヘッドをまっすぐ直線的に動かしたい人。極力フェース面を変えずにストロークしたい人。
マレット型のパターは重心が深く設計されています。重心が深いというのは、フェース面より後ろ側に重心が寄っているということです。重心が後ろ側にあると、フェースをローテーションしにくくなり開閉する角度が抑えられます。左右にパッティングが散らばる方にはおすすめです。
向いていない人
フィーリング重視の人
パットだけでなく、フェースローテーションを多く使い、器用に球筋をコントロールするようなタイプの方には向いていない・・・というより物足りなさを感じてしまうかもしれません。パットはフィーリングが一番!という方には少々不向きです。
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パターの選び方②:ピン型はあなたに向いてる?

パターの選び方:ピン型
向いている人
フィーリングとある程度の優しさを重視したい方
ピン型のパターは重心をフェースの「トゥ(先端)」と「ヒール(かかと)」に配分したことによって、スイートスポットを広げた設計です。ですから、少々のミスヒットもパターが自動的に修正してくれます。しかもフィーリング重視でフェースの開閉をするタイプの人にも使いやすい構造になっていますのでプロの世界でも使用率は非常に高いパターです。
向いていない人
プッシュ傾向にある人
重心が長い(先端側に寄っている)ため、フェースコントロールがしっかりできない人にはミスが出ます。スイートスポットが広いと先ほどは書かせていただきましたが、マレット型に比べると劣るということになります。この次にご紹介するL字型とマレット型の中間的な存在とお考えください。

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パターの選び方③:L字型はあなたに向いてる?

パターの選び方:L字型
向いている人
自由自在!フィーリング重視の上級者
L字型パターはパターの名手が使うもの!なんて言われることがあります。ほとんどアイアンのような重心設計になっていますので、多彩なアプローチができるようなテクニシャンには最適のパターです。フェースの開閉を利用して自分の狙いたい場所へ自由にコントロールできるような方に向いています。
ショットと同じような感覚で打てるのが特徴です。
向いていない人
パターのストロークに自身のない方
L字型パターもピン型同様に重心が長い(先端側に寄っている)ため、フェースコントロールがしっかりできない人にはミスが出ます。さらに、ヘッド自体の重量が少ないため、ミスの許容範囲が非常に狭いパターです。ですから「上級者向け」という位置づけです。しかし、そうとも言い切れない部分もあります。人間にはもともと「ゴミ箱にゴミを投げ入れる感覚」のようなものがあるわけですから、ゴルフは初心者でもそのようなセンスを持っている人であれば非常に向いているパターになる可能性もあります。

L字タイプのパターを楽天で探す
※ご注意
パターの選び方はあくまで統計的な見方です。あくまでご参考までにとどめていただければと思います。
しかし、初心者の方は初めは「このパターがいいかな?このドライバーならまっすぐ飛ぶかな?」などど道具に過度の期待を寄せてしまうものですよね。

もちろん、それもゴルフの楽しみの一つですが、せっかくこのサイトに訪れていただいた方にはしっかりとゴルフの基本を理解していただきたいと願っております。基本を学ぶことが最もゴルフ上達への近道になりますし、そして無駄なお金を使わないことにもなります。

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スライスの原因はコレ!

スライスの原因

スライスの原因は盛りだくさん!

スライス

スライスを愛しく思うのだ。

スライスを目の敵にしている、悩めるゴルファーの方へ。
実はスライスの原因はいっぱいあるのです。
でも大丈夫です。
このページでは、もうスライスが怖くなくなるお話をさせていただきます。

ではさっそく、スライス患者さんを安心させるとっても大事で本質的なお話。

スライスで悩むあなたはこんなタイプだったりしませんか?

①「当たれば飛ぶ!」
②やたらとウェッジでスピンがかかる!

どうですか?思い当たる節はありませんか?

そんな方に朗報です。

こういう方は、「才能」が眠っているかも知れません!!!

何故かといいますと、「飛ばす能力に恵まれている可能性があるから」です。
言い換えますと、「ゴルフスイングの一番のキモの部分がすでにできている」かも知れません。

これからスライスの原因についてこのページでは語っていきますので、どちらかというと「アンチスライス」の記事を期待されている方がいるかと思います。

しかし、「大きなスライス」を打てたり「キュキュっとスピンボールでボールを引き戻したり」しているということは「全身でスイング」している可能性が高いということなのです。

もし、周りの方から「お前は当たればすごいんだけどなぁ。」なんてイヤミを言われているような方でしたら、自分は恵まれているんだとお考えください。

基本をしっかりマスターすれば、ちょっと普通とは違う異次元のゴルフができるかもしれません。

「もしかして俺は?もしかして私は?」と思った方はゴルフの基礎をしっかり身に付け、ずば抜けた才能を発揮してみてはいかがでしょうか。

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スライスの原因がわかれば・・・もう怖くない!

ここでは、私自身が子供の頃から現在まで経験したことと、レッスンさせていただいた方たちの傾向から「スライスの原因」についていくつかあげさせていただきます。

スライス原因①人気NO1?体が開いている

たしかに振りやすいんですよ。

たしかに振りやすいんですよ。

私の経験上、このタイプの人が初心者には非常に多いですね。
私なりの解釈ですが、「地面を向いたままボールを打つ経験はゴルフ意外ほとんどない!」ということです。

子供の頃に野球やソフトボールをやっていた方に特に多いのですが、どうしても「相手」を見てしまうのです。
野球なども打つ瞬間はボールを凝視するのですが、基本的にはピッチャーの動きに合わせるスポーツです。
そうするとどうしても、目線は打つ方向を見なくてはいけません。

そのような癖が染み付いてしまっているのです。

それと、オープンスタンスだと「振りやすい」のです。
身体の左側(右利きの場合)にスペースができれば、体重移動も楽ですしフォロースルーがスムーズに行えます。

しかし、フェースがカットに入りますので当然スライスします。
それを手先で矯正しようとすると次は「ひっかけ」の原因にもなります。

スライス原因②アウトサイドイン&超絶ダウンブロー

ボールへの虐待

ボールへの虐待

まずは、先ほどのオープンスタンスが多くの原因である「アウトサイドイン」の軌道のスイングです。
ボールを真上から見たとして、「右上」から「左下」方向にクラブヘッドが移動してくる軌道です。

フェースがボールにまっすぐインパクトしたとしても、その軌道によってボールに右回転がかかってしまいスライスします。

もう一つは、「ダウンブローに打ち込んでしまう」です。

ダウンブローに打ち込むと、スピン量が増してしまいます。
すると、少しのフェースの左右のズレが大きな曲がりが発生させるのです。

特にドライバーやスプーンのような飛距離の出るクラブはその影響を大きく受けます。
できる限り「水平に・レベルに」打つことが曲がり防止と飛距離アップにつながります。

スライス原因③左肘が体から離れる

左肘が空いている

ココ空いてますよ!

3つ目のスライスの原因は、インパクト後に左脇が開いてしまうことです。
本来、左脇は左肘が折りたたまれ身体に絡みつくように回ることで脇は自然と締まります。

しかし、腕と体が同調していないと左脇が開いてしまいます。

手が遅れ、腰が先に回りすぎていると起きる現象です。

本来、インパクト後はフェースが自然と返る動きをするのですが、この状態ですと開いたままです。
だからスライスしてしまうのです。

スライス原因まとめ

スタンスが開いている。
スイングプレーンがカット軌道になっている。
アウトサイドインの軌道
右上から左下へ通る軌道でスイングしている
ダウンブローに打ちすぎている
上から打ち込むようにスイングすることでスピン量が増している。
左脇が空いている。
フェースが帰らずに開いたままインパクトしている。

実はまだまだ細かいスライスの原因は存在します。しかし、原因ばかり追求してもあまり意味がありません。

それよりも正しいスイングを身につける練習を数多くこなすことの方がよっぽど上達すると、熱心なゴルファーの皆様なら気づいているのではないでしょうか。

アイアンの飛距離「ヘッドスピード別」平均飛距離あのプロはどう?

プロアイアン飛距離

タイガーウッズのような本能的なスイングを手に入れる方法

アイアンの飛距離は操れる!

アイアンで飛距離をコントロール ヘッドスピード別のアイアンの平均飛距離をご紹介するのは簡単なことですが、「アイアンの飛距離を操る」というお話を先にお話しておきます。

能書きはいいから早く教えろ!って声が聞こえてきそうですが、初心者の方に見ていただいているかも知れません。他のサイトでもいくらでもアイアンの平均飛距離なんて調べられます。少しでもためになる話を。

このブログは丁寧にいきます。笑

飛距離を伸ばしたい方はこちら

ショットの種類には「フック」「スライス」「ストレート」などと球筋を表す用語がありますよね? 本当にゴルフを始めたばかりの方だと、

「あ、スライスしちゃった!」
「うわー、フックしてOBだ~!」
とストレート以外の球筋をミスショットのための用語だと思っている人も多いのではないでしょうか。

もちろん、ストレートの球を打とうとしてスライスしてしまったらそれは「ミスショット」です。
しかし、上級者やプロゴルファーはスライスやフックを意図して打っています。 何故そんなことをするのか。目の前にそびえ立つ一本松をグルッと回してグリーンを狙うためだけのものではありません。

超上級者やプロは球筋をコントロールしている!

ショットは計画的に

ショットは計画的に

「風に乗せたりぶつけたりして落としどころをコントロールする。」
「絶対に左のバンカーには入れてはならない場面でスライスを打つ」
「番手と番手の間の微妙な距離をスライス球で調整する」
なんてことをしています。

その中に「飛距離をコントロールする」という大事な意味があります。

「スライス球は飛距離が落ちる」 「フック球は飛距離が伸びる」 これが基本的な考え方です。

7番アイアンで180yardとか、ピッチングウェッジで150yardとかプロの世界では普通ではありえない飛距離を短い番手で狙ってきます。 ちなみにタイガーウッズは7Iで200yd飛ばすこともできます。

もちろん、トッププロゴルファーは体格も違いますし練習を積んでいますのでパワーとミート率が別格ですが、フック系の球筋を打つことで飛距離をさらに上げています。

また、フィルミケルソン選手がよくやるグリーン周りのロブショット。大きなスイングなのに「フワッ」と浮かして短い距離で止める技などもあります。これは、フェースを思い切り開いて構え、さらにバックスイングで腕をオープンにロールさせ、インパクトの瞬間フェースがほぼ真上を向くようにスイングしているからできるのです。

※「フック球(ドロー)の打ち方」「スライス(フェード)の打ち方」などについては別にご紹介します。 このように、ボールの球筋を自在に操ることができるということを頭に入れておいていただきたいのと、反対に少しのスイングの差でアイアンの飛距離が変わるということを覚えておいてください。

とは言え、基本あってのスライスやフックです。スイングの基本をしっかり身につけましょう。

アイアンの飛距離 あくまで平均。

番手 ロフト角 飛距離(yards)ヘッドスピード(33-41-47m/s)
3I 20° 160-180-200
4I 24° 150-170-185
5I 28° 140-160-170
6I 32° 130-150-160
7I 36° 120-150-150
8I 40° 110-130-140
9I 44° 95-115-130
PW 48° 80-105-120

↑これは、あくまで参考程度にしてください。

よく言われているのは、9Iの飛距離の2倍がドライバーの飛距離

ということは、反対にドライバーの飛距離の半分が9Iの飛距離になると考えてください。
しっかりとミートすれば、9Iを起点に番手が上がるごとに10~15ヤード飛距離が追加されるということです。

実は、飛距離はヘッドスピードだけでは決まりません。 「ミート率」や「スピン量」などで決定づけられます。 ミート率の高い理想的なスイングを習得することやスイングにあったクラブを選ぶことも大切になってきます。

また、実際のコースではライの状況によって飛距離が大幅に変わることがあります。まずは正しいスイングを身につけ練習場などで飛距離を計測し、それを元に、実際のコースでは状況に応じた正しいクラブ選択ができるようにしましょう!

芝の読み方・種類・芝目「芝がわかればゴルフが変わる!」

芝の読み方種類芝目

「芝」が読めれば、ワンランク上のゴルフができる!

TVのゴルフ中継で解説者が
「あー、この位置からは順目で下りのラインだからこの距離でも簡単ではないですねぇ~。」
などど、言っているのを聞いたことがあると思います。

でも、その言葉の意味を「なんとなく理解している・・・・・。」大半の方はそんな状態ではないでしょうか。

実際のラウンドの中で「芝の種類」や「芝の影響」までしっかり計算に入れてパットしている人は少ないのです。

このページでは、「芝」について簡潔に解説していきます。

芝の種類

日本国内でプレイする場合、まずは「ベント」か「高麗」の違いだけでも知っていればそこまでシビアに考えなくてもいいと思います。
とは言え、熱心なゴルファーの探究心のためにいくつか紹介しておきます。

野芝

ゴルフ芝 野芝
ラフに入れば写真のような芝に出会うことができます。これが「野芝」です。もともと日本に自生する芝の一種で、ゴルフ場だけでなく公園や運動場・庭などにも使用されています。葉の幅は4mm程度です。

高麗芝

ゴルフ芝 種類
本高麗
フェアウェイなどでよく使用しれています。これも本州・九州エリアに自生している国産芝の一種です。
ひめこうらい
高麗芝の中でも葉の幅が細いため、グリーンで使用されています。とは言え、ベントよりはコシが強いのでパットの際に芝の影響を受けやすくなります。

ベント芝

ベント芝 ゴルフ 種類
別名「西洋芝」。ベント芝は野芝や高麗に比べてより細くしなやかな芝です。その質感はその他の芝と比べて柔らかいのでグリップが効いてスピンがかかりやすい性質を持っています。現在、多くのゴルフ場のグリーンで採用されています。一言にベント芝と言っても何度も品種改良が行われていて「ペンクロス」「L-93」「A-4」「007」などの種類があります。管理のしやすさやゲーム性(より早いグリーン)の向上のためさらなる品種改良は行われることでしょう。

芝目の見方5ポイント

次は芝目の読み方を解説していきます。
「順目」は転がりやすい。
「逆目」は転がりにくい。

まずは、このことを覚えておきましょう。

①カップを見れば簡単です。

芝目読み方カップを見れば簡単さ
図を見ていただければその意味はすぐお分かりになると思います。グリーンに乗ったらカップの周りを観察してみましょう。カップの内側に向かってヒョロっと芝が出ている部分があったらそこがチェックポイントです。そこからボールの位置によって順目か逆目かが判断できます。私の一番のおすすめです。

②白く見えたら順目。濃い色に見えたら逆目

カップを中心にグリーンを低い位置から様々な角度から観察してみましょう。角度によって「白っぽく見える場所」と「濃いグリーンに見える場所」があります。白っぽく見えるのが順目。濃いグリーンに見えるのが逆目です。

③山に向かって打てば逆目。山を背にして打てば順目。

これは、山岳コースでの判断基準になりますが標高が高ければ影響を受けやすいと言われています。川の流れのように高いところから低い方へ芝の目も流れています。

④水に向かって芝は伸びる

この性質は「なんで?別に葉っぱから水を吸収するわけではないのにそっちに向く必要あるの?」などど私は考えてしまいますが、芝に聞いてみないとわかりません。近くに川や池がある場合、そちらに向かっていると考えてください。

⑤西に向かって芝は伸びる

これも芝の性質の不思議なところです。太陽が沈む方向に伸びるのです。できる限り太陽光を浴びるためにはそれが一番最適な方法なのかもしれません。
ということは、西に向かって順目です。コースのレイアウト図でどちらが西なのかチェックしておきましょう。

芝目の読み方「まとめ」

5つのポイントを解説してきましたが、もちろん例外が出てきます。山側に池がある場合はどっち?東に池があったらどうするの?などです。
そんな場合は、①の「カップを見る」で判断されるのはいかがでしょうか。私の場合は最終的にはそうしています。

注意!!基本を学ぶことを後回しにしている方がほとんどです。

※ゴルフは道具を替えるだけで上達するものではありません。しっかりと基本をマスターすることで道具の違いを理解できるようになります。
当サイトをご覧いただいている方には是非こちらの「基本の集大成」をご紹介しておきます。色々と調べましたがここまで丁寧な教材はありませんでした。「下手の考え休みに似たり」是非、プロの技を盗んでください。

グリップの選び方「そのミスショット、グリップが悪いかも!?」

グリップの選び方

ゴルフグリップ。
適当に選んでいませんか?

ドライバーは真剣に選ぶのに、グリップは「まあ。これでいいかな?」なんて選び方あなたはしていませんか?

ゴルフクラブと自分の体との唯一の接点が「グリップ」です。
クラブやボールをコントロールするためにはとても重要な部分なのです。

それなのに・・・・

「ドライバーはあのプロが使っているあのクラブがいい・・・」
「シャフトはあそこのメーカーがいい」

とか、
「頭を残して、インパクト!」
「インサイドインのスイングができない!」

などと、他のことで頭が一杯でグリップのこと忘れていませんか?

このページでは、正しいグリップの選び方とその原理などを解説していきます。

きっとあなたにぴったりのグリップがみつかるはずです。

※グリップは大丈夫!スイングをマスターしたいという方はこちらのページへどうぞ。基礎からしっかり学べます。

グリップの選び方必須5項目

口径を選ぶ!

ゴルフグリップ選び方-口径

M60やM62というのは、グリップの内径のことです。M56はジュニアやレディース用とお考えください。M60の方がM62より仕上がりは太くなりますので、球がつかまりすぎてフックしてしまう方はM60の方が適していると言えます。反対にスライスが多い方は細いグリップにすることで手首の返りが良くなりますので、球がつかまりやすくなるでしょう。

バックライン有り無しの判断は?

バックライン有り無し
ゴルフクラブのグリップを選ぶ際に、「バックラインの有りか無し」かに悩んだことありませんか?まず、バックラインの役目について解説します。
グリップのバックラインの役目は2つ。
①いつも同じ形のグリップができる。
②インパクトやダウンスイングなどの時、グリップが回転してしまうのを防ぐ。

①は握れば自然と指の第2関節の部分にバックラインの部分がくるので、目を閉じていてもフェースがスクエアな状態でグリップできるからです。
②はバックラインが手のひらに引っかかっているのでズレにくいからです。

これが、バックラインの役目でありメリットです。
一方、「バックライン無し」はフェースのコントロールをしやすいグリップと言えます。
「スライス」や「フック」を意図的にコントローツしたい時はバックライン無しの方が違和感なく握れます。
よく言われていることは、バックライン有りを好む人も「ウェッジだけはバックライン無し」
これは、バンカーやグリーン周りで様々なショットを要求されるからです。ドライバーから5Iまではバックライン有りという人もいます。

グリップの重さ

ゴルフ グリップ重量
実はグリップの重量は選ぶ際にとても重要になってくることがあります。
ゴルフクラブには「バランス」というものがあります。「D1・D2・D3」みたいな表示をみたことはありませんか?
これがクラブのバランスを数値化したものです。バランスの詳細についてはまたの機会で説明すると思いますが、簡単に言うとクラブヘッドが「重く感じる」か「軽く感じる」かの違いです。

ゆったりとしたテンポでスイングすタイプの人は「重く感じる」バランスがよくて、早いテンポでスイングする人は「軽く感じる」バランスがよいとされています。
結論から申しますと・・・
「グリップが軽いと」⇒「クラブヘッドは重く感じます」
「グリップが重いと」⇒「クラブヘッドは軽く感じます」

これをしっかり覚えておいてください。全クラブ新しいグリップに交換して「何か変?」ではお金の無駄遣いになってしまいます。
重量などがわからない人はゴルフショップの店員さんに「今のグリップと同じ重量のものにしてください」などどお願いしましょう。

グリップのトルクによるミスショットはあなどれない!!

グリップ トルク
図を見てもらえれば意味はすぐに分かっていただけると思いますが、グリップに負荷がかかるとグニュッてよじれます。
「ねじれる」って言った方がわかりやすいでしょうか。このねじれによって、フェースが開いてスライスしたりプッシュアウトすることがあります。
特にヘッドスピードの早い人はそうなり易いと言えます。
かと言って、このねじれが全くないガチガチの硬いものだとフィット感が損なわれるので滑りやすくなってしまったりフィーリングが出せなくなってしまいます。

最近では、グリップのトルクを抑制しつつフィット感を損なわない素材を使用した製品なども販売されていますのでお近くのゴルフショップで聞いてみてはいかがでしょうか。
トルクを抑えたもので、あなたのショットのバラつきが解消されるかもしれませんよ!

おすすめグリップ

商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。お買い物される際には、必ず商品ページの情報を確認いただきますようお願いいたします。また商品ページが削除された場合は、「最新の情報が表示できませんでした」と表示されます。

イオミックスティッキーエボルーション2.3かなりおすすめです。

しっとりとしたグリップ感は最高です。グリップはできる限り強く握らないことがヘッドの走りにつながりヘッドスピードアップとミート率の向上につながるのですが、このイオミックのスティッキーエボルーション2.3は優しくグリップしてもしっかり手のひらに吸い付いてきます。

しかも安いですねぇこちらのショップさん。私は近くの店で2倍近くで買ってしまいましたよ・・。

注意!!基本を学ぶことを後回しにしている方がほとんどです。

※ゴルフは道具を替えるだけで上達するものではありません。しっかりと基本をマスターすることで道具の違いを理解できるようになります。

ドライバー「スライスを治す3つの方法」は本当か!?

ドライバーショットのスライスを治す方法3つをまとめてみました。

巷で言われている「スライスの治し方」の中から、効果のありそうなものを3つ選びまとめてみました。あなたのドライバーショットからスライスの悩みがなくなる!?

※ゴルフスイングを基本からしっかり学びたい方はこちらをどうぞ。

①バックスイングの時、左手につけた腕時計が真上を向く。

これは、ドローボールもしくはフックボールを打つことによってスライスを矯正させる方法ですね。スライスの一つの原因として挙げられるのが、「アウトサイドイン」というスイングです。
アウトサイドイン ごめんなさい、イラストレーター立ち上げるのが面倒なので手書きの汚い絵です(–;)

上の図(絵)にあるようにアドレスしたときにシャフトと肩の延長線上に軸があるとして、その軸より頭側がアウトサイドの軌道、反対に軸より下側がインサイドの軌道です。

初心者の方にわかりやすく説明すると・・・「バックスイングの時、左手につけた腕時計が真上を向く。」という意味は、テイクバック開始後、クラブが地面と平行になったとき、左手の甲が上を向くようにバックスイングすれば自然とインサイド(アウトサイドではない)の軌道でクラブが上がりますよ。ということです。

スライスの原因の一つアウトサイドインのスイングは、ボールに右回転がかかるスイングなのです。下の手書きの絵を見てみしょう。

アウトサイドインサイド

 

アウトサイドからクラブがボールに当たると右回転がかかります。反対にインサイドから当たると左回転がかかります。

つまり、インサイドにクラブを上げることで、インサイドからクラブが戻ってきて、ボールに当たり左回転のボールを打てるようになる。そしてスライスは治るということです。

ただし、これはちょっと小手先のテクニックになる可能性が・・・。

 

②グリップをストロンググリップで握ろう!

ウィーク・ストロンググッリップ

図のように、右側がウィークグリップ、左側がストロンググリップと呼ばれています。一般的にウィークグリップはスライスが出やすく、ストロンググリップはフックが出やすいと言われています。

ご自分でやってみると実感できると思いますので、クラブが近くにある人はクラブを、なければボールペンでも紙を棒状に丸めてそれぞれのグリップでバックスイングをしてみてください。

いかがですか?ウィークグリップでバックスイングをすると腕がアウトサイドに上がりやすくなり、ストロンググリップでバックスイングするとインサイドに上がりやすくなりませんか?

これが、ウィークとストロンググリップの違いです。①でもご紹介したように、アウトサイドに上げるとスライスのスイング、インサイドに上げるとフックのスイングでしたね。もし、あなたのドライバーでのスライスの原因がウィークグリップが原因だとすれば、ストロンググリップに変えて試しに打ってみましょう。

ただし、これも応急処置に過ぎない方法だと思っています。ストロンググリップで何百球も打つようなことはまだしないでくださいね。悪い癖の前兆の恐れが!

ボールが右足の前にあると仮定して打て!

あなたはドライバーショットの場合、ボールの位置はどこに置いていますか?

「左足くるぶしの延長線上あたり」
ではないでしょうか。

これは、セオリーですからほとんどのゴルファーはそれを信じてその位置にボールを置いているのではないでしょうか。
もちろん間違いではありませんが、それでスライスしているのならそのセオリーは役たたず!?

実はそうとも言えません。私はこのセオリーの目的をこうのように捉えています。

「ドライバーは長いクラブだから振り遅れる。だから、クラブフェースがしっかり戻る位置にボールを置く。」

ドライバー、ボールの位置

左絵はクラブの動きを少々大げさに書いていますが、極端に表現すればこういうことです。

左足のくるぶしの延長線上ではクラブフェイスがまっすぐになっていますが、それ以外は開いたり、閉じたりしています。

ゴルフ初心者の方のためにも念のため解説しますが、右から1番目2番目がドライバーのクラブフェイスが開いた状態でスライスします。左から1番目2番目はドライバーのクラブフェイスが閉じた状態でフックします。正しいスイングができる上級者はこのボールの位置でしっかりクラブフェースがまっすぐになるストレートの球が打てるわけです。

しかし、初心者の方がこの位置にボールを置いたからといってスライスしないなんていう保証はありません。なぜなら、フェースがしっかり戻らずに振り遅れるからです。

よく「左側に壁を作れ!」なんて言われますよね?しかし、初心者の方にはその意味がイマイチわかりませんし、その感覚を掴むまでに長い時間がかかったりします。

何故、そういうのかというと
「ダウンスイング以降、左側に体重がかかりすぎ、ボールのある位置より左側に最下点ができてしまうのを防ぐため」
です。

最下点とは、最もクラブヘッドが地面に近づく位置であり、またクラブフェースがまっすぐに戻る位置でもあります。

つまり、「ボールのある位置でクラブフェースがまっすぐに戻っていないとスライスしますよ。」ということです。

これを別の言い方をするとき、「ボールが右足の前にあると仮定して打て!」と言っているわけです。

もっと手前にボールがあると思えば、だいたいちょうどよくボールの位置ではクラブフェースが戻るのでは?という発想です。

ドライバーショットのスライス撲滅に近道なし!

ここまで3つの「ドライバーショットでのスライスを治す方法」をご紹介してきましたが、これでスライスが完治する人もいると思います。

しかし、ゴルフはドライバーショットをスライスさせないスポーツではありませんよね。ドライバーのスライスが治ったとしても、アイアンショットやアプローチができなければスコアアップは望めません。ちなみに、プロゴルファーが練習する項目の中で一番頻度の低いものが「ドライバーショット」です。プロゴルファーは何を練習すればゴルフが上達するかを知っているのです。アプローチやパッティング、特に大切なのは100ヤード以内のショットだと言うプロが大半を占めます。

ただし、勘違いして欲しくないのですが100ヤード以内のショットを練習するということは、ずばりそのまま100ヤード以内のコントロールショットを上達させる意外にとても大切な役割があります。ドライバーも含め、すべてのスイングの基礎作りになるということです。

ですから、いきなりドライバーばかりを練習するのではなく、まずはしっかりとした基礎を知り身体に染み込ませ、「スイングは歩くことと同じく、特に意識して体を動かすことではない」くらいになるのが最速の上達法なのです。

スイングの基礎を学ぶ方法

□周りにプロゴルファーの知り合いなんていない・・・
□レッスンプロに教えてもらいたいけどお金がもったいないし・・・
□そのレッスンプロの教え方が自分に合っていなかったら困るし・・・

なんていう初心者の方にとって、頼りになるのは雑誌やテレビ、または当ブログでしょうか?(笑)

しかし、雑誌やテレビでは様々なプロゴルファーがそれぞれの言い回しで解説してきますので混乱してしまいます。もちろんそのレッスンによって少しは上達するかもしれません。

当ブログを頼りにしていただいている多くの読者さん・・・ありがとうございます。

しかし、私が初心者の方におすすめするのが「優れたコーチが教えるレッスンDVD」です。

理由は・・

1、何度でも見直せる。

2、初期投資は一度きり。レッスンプロに教わる場合、短時間のレッスンを長期間受ける必要があり、コストがかかり過ぎます。

3、素直な感情で受け入れられる。レッスンプロの指導のせいでゴルフを嫌いになった人を何人も見ています。中にはやたらとダメ出しばかりのプロがいて辛い気持ちになる人が多いのです。

4、文字ではなく、映像だからわかりやすい。

5、データをスマホなどに移せばいつでも見れる。

などなど、DVDならではのメリットがたくさんあります。

当サイトでは私が色々見てきたゴルフレッスンDVDの中で”初心者にもわかりやすく、ゴルフの上達の真髄を語っている 「7日間シングルプログラム」をかなりおすすめしています。というより、初心者の方や伸び悩みの方には必須のDVDだと断言してもいいくらいの内容です。

もちろん、他にも優れたゴルフレッスンDVDはありますので、ご自身が気に入った内容もしくは好みのプロが制作したDVDでもかまいません。とにかく基礎をしっかり学べるようなものがあればそれで結構です。

理解すればいたって単純なゴルフスイングの基礎を身に付ければ、スライスなんて心配ありません!

是非、最新クラブなんかにお金をかける前に最強スイングを身につけてくださいね。

これってアイアンの正しい打ち方!?ゴルフスイングの間違え探し

アイアン正しい打ち方

アイアンの打ち方はどれが正しいの?

アイアンショットの正しい打ち方
ゴルファーはとても勉強熱心なものです。

しかし、勉強しすぎると「一体、誰のスイングを参考にすればいいんだろう?」

と迷ってしまうものです。プロの解説を読んでいても、皆さん様々な表現をしていますよね。これは、スイングで普段心がけていることがそれぞれ違うからなのです。

また、スポンサーに気を使ったレッスンなども混ざってきますので、よけいに混乱してしまいますよね?

 

アイアンの打ち方についてもやはり同じです。

○「ダウンブローで打て!」

○「芝を払うように打て!」

なんていう、矛盾した内容が同じ雑誌の中に掲載されていたりします。

では、実際のところ「アイアンの正しい打ち方」は存在するのでしょうか。

アイアンの正しい打ち方

最近のアイアンは体力のない人にも優しく打てるような設計のものが出てきています。

ですから、雑誌の中でプロが「このアイアンはダウンブローではなく、レベルブローで払い打ちましょう。」なんてことを言い出します。(たぶん言わなければいけない大人の事情を感じますが・・笑。)

しかし、本来アイアンはダウンブローに打ってこそ正しい軌道で飛ぶ設計になっています。

ところが、このダウンブローを勘違いされている方がたくさんいるのではないでしょうか?

「ボールを上からつぶすようにクラブをたたきつける。」

「叩きつければタイガーウッズのようなターフをたくさん取るようなスイングになるんだ。」と。

違うのです。

結果的に「ターフが取れるのです。」

正しいスイングができていれば必然的にダウンブローになり、必然的にターフが取れるのです。

ゴルフの初心者におすすめの記事⇒「ゴルフ初心者が最初にやるべき3つのこと」

正しいアイアンの打ち方はもちろん正しいスイングを習得したい方はこちらで笑いが止まらないほど上達できますので、秘密特訓したい方はどうぞ。

何事も基本ができていれば、結果はついてきます。

フィニッシュがかっこよく決まる3つの条件。:ゴルフスイング

フィニッシュ

あなたはフィニッシュがビシッと決まっていますか?

フィニッシュ!
皆さんはフィニッシュに対してどのような意識を持っていますか?
練習場に行くと、フィニッシュを無理やり窮屈そうに決めている人をよく見かけます。
「どんなにダフっても、トップしても、大曲りしても。」

カッコいいフィニッシュの形を体にインプットするためにはこのような練習をするのも一つの方法かも知れません。
でも、それでは本末転倒です。
フィニッシュは自分がその時「どのようなスイングをしたのか」を表す成績表みたいなものです。
ですから、成績表にハナマルを勝手につけても意味がありません。
いいスイングをしたあとには、自動的にハナマルがつくようになっているのです。

では、どうしたらフィニッシュでハナマルがもらえるのか解説していきましょう。

フィニッシュがビシッと決まるには3つの条件があります。

1、クラブと身体が一体となっている。

細かいスイングの基本は私が自信を持っておすすめするこちらを見て学んで欲しいのですが、ゴルフスイングは体の各部分が連鎖的に動くことで成り立っています。

下半身の体重移動⇒腰や方の回転⇒手首のコック⇒体重移動⇒腰や肩の回転⇒手首のリリース⇒インパクト⇒フィニッシュ

例えば、ざっくりとこういう流れです。
そして、クラブはこの身体の動きに一瞬遅れて付いてきます。(遅れてと言うと難しく聞こえますが、クラブは身体の動きがあるから動くという当たり前の意味です。)

決して、クラブが身体の動きを追い越すようなことはしてはいけないとういうことです。

例えば、インパクトの瞬間に手首を返してクラブを先行させてしまったりすると、カッコいいフィニッシュにはならないのです。
スムーズな身体の連鎖的な動きとクラブが一体になって初めてかっこいいフィニッシュになるのです。

2、全身でスイングすることが大切

スイングをする時、一番遠心力が働くのはクラブヘッドです。遠心力のかかっていないクラブを手首でひょいひょいと持ち上げるのは簡単なことですが、スイング中のクラブには遠心力がかかっていますので、とても腕一本で操れるようなシロモノではありません。

いわゆる「手打ち」では、その遠心力に勝てるわけもなく、インパクト後に大きくバランスを崩されます。
全身でその遠心力を加速させ、そして全身でそのクラブをコントロールする必要があるのです。
クラブに操られてはいけません。

身体でクラブを操ることが大切です。

3、狙う方向のイメージとスタンスが一致していること

ここはとても大切なことですから、しっかりあたまに入れておきましょう。

アドレスに入るとき、まずは狙う場所を決めますよね?

でも、いざアドレスに入るときに本当にその方向にスタンスをとっていますか?

この「頭の中の狙う場所」と「実際に身体が狙っている場所」が違うと、フィニッシュは正しく取れません。

人間は不思議なもので、打った瞬間に「あっ!右に行った!」とか「左向きすぎてた!」なんてことを察知するのです。
そうなると、フィニッシュなんて気にしていられない状況になるわけです。

インパクトを弱めてしまったり、手首をこねたり、急に手首を固定しようとしたりと本能的に体がそう動いてしまうのです。

1、でも書きましたが、身体は連鎖的にスムーズに動かなければいけませんから、かっこいいフィニッシュといきませんね。

まずは、正しいアドレスの取り方を学ぶことが大切です。
そうすることで、自信を持ってスイングできますので、方向間違いによるスイングの急変化は防げますのでカッコイイフィニッシュになる確率が高まります。

※ゴルフスイングのキモをこちらで力説されていますのでご参考まで。