ゴルフ練習場ではナイスショット連発、スイングも綺麗だねと言われているのにゴルフコースに行くとスコアがまとまらない・・・・。
もしあなたもそんな症状があるのなら、このページは必ず役立つ情報になるはずです。
では、練習場では上手いのにコースでは実力を発揮できない人の特徴とその改善方法をご紹介します。
ゴルフコースで実力を発揮できない3つの理由
練習場ではナイスショットを打ててもコースでは結果がついてこない方の原因は以下の3つが考えられます。
- アドレスを正しく取れていない。
- ミスを想定していない。
- 練習場とは違うスイングをしている。
番号をふっていますが、特に順番に意味はありません。一つでも欠けていてはならない要素です。
順番に解説していきます。
アドレスを正しく取れていない。
正しいアドレスの作り方をここで解説はいたしませんが、練習場では正しいアドレスができているという前提でお話させていただきます。
練習場の打席は、ストレートな構えができるような目印がたくさんあります。
マットとマットの境目、マットの縁、配球マシン、飛球線延長上の白い線などです。
つま先もカカトもクラブフェースもまっすぐアドレスすることは誰でもできる環境です。
肩の向き以外は意識せずにまっすぐスクエアに構えることができます。
しかし、当たり前ですがゴルフコースではそんな目印は存在しません。
練習場では上手くいくのにコースで結果を残せない人は、この当たり前の事に対する意識が薄いのです。
ほとんどの人はこのことに気づいているにも関わらず、適当なアドレスをしてしまっているのです。
後ろから見て、笑ってしまうほど右や左を向いていたりします。
そこでヒントです。下手くそで申し訳ないのですが下の図を見てください。
これが、遠近感の罠です。
自分の足とボールまでの距離はクラブによって違いますが、ここでは約70cmとしておきます。自分の足から目標までの延長線と、ボールと目標までの延長線は平行になっているので本来交わることはありません。自分の身体の向きがあっていて、完璧なストレートな球を完璧な距離感で打てた場合、ボールの位置はカップ右側70cmのはずです。ほぼバーディ確実です。
しかし、ゴルフスイングはアドレスの際に上半身を傾けますので、その状態から目標を見ると少し左側に感じ、左に引っ掛けるような球筋を打たないといけないようなイメージを持ってしまいます。
そこで狂いが生じてくるのです。
スタンスをオープンにしてみたり、引っ掛け球が頻発するようになりそれを防ぐためにあらかじめ右を向いてアドレスをしたりなどです。
ミスを想定していない。
世界のトッププロでも、バンカーに入れたりラフの奥深くに打ち込んでしまったりするのがゴルフという不思議なスポーツです。
ところが、ある程度上手くなってくるとOBや池ぽちゃ、ダフリやトップなどをする自分が許せなくなくことがあります。
ミスショットの苛立ちが次のミスショットを生み、さらに苛立ちが増してくる状態です。
ゴルフはミスを減らし、ミスをカバーするスポーツだと言われることがあります。
ミスがあることが大前提で、そもそもミスをさせるために設計してあるのがゴルフコースです。
そのミスをしっかり想定し、コースマネジメントをしっかりするか、ミスショット後のリカバリーを落ち着いて考え冷静にショットすることが大切です。
練習場とは違うスイングをしている。
せっかく、練習場では綺麗なスイングをしているなぁと思う人でも、ゴルフコースのティグラウンドに立つと「なんだ、その腰が引けたスイングは!」というような方がいます。練習場では素晴らしい球を打つのに、シャンクしたり、引っ掛けたり、大スライスしたりと結果はひどいものです。
「なんでいつも通りスイングしないの?」と聞くと、「いやぁ、右側の池が気になっちゃって・・・。」と言いつつ、池に入ってしまっているのです。
確かに、ゴルフは「力んではいけない」とか「ゆったりとしたリズムでスイング」などど抽象的なレッスンやアドバイスをする人がいます。もちろん、その理論が間違っているわけではありませんが、練習場でそんな事を意識していない人がコースに出て突然思い出したかのように「やったことのないゴルフスイング」をしてしまうのです。
- 【重要】ゴルフスイングは力加減を調整すれば上手くいくものではありません。
- 【重要】遠慮してスイングすれば、まっすぐ飛ぶなんていう保証はまったくありません。
練習場で上手く打てているのであれば、自分を信じていつもどおり気持ちよくスイングすることを強くおすすめします。
練習場だけでなく、コースでも結果を出す方法まとめ
①つま先またはカカトの延長線が目標であることを再確認せよ!
②ゴルフのミスは当たり前。リカバリーショットに集中せよ!
③ゴルフコースを恐れず、普段通りのスイングを心がけよ!
ゴルフを仕事にしたい!趣味として極めたい!という方で、もしまだ基本をしっかり学んだことのない方はこのレッスンは必須です。ゴルフの才能がある方に特におすすめしたいレッスンです。
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