アイアンの打ち方|正しいアイアンショットを作る5つの手順

スポンサードリンク

アイアンの正しい打ち方を習得できずにこんな症状が出ていませんか?

  • ダフリやトップで飛距離がバラバラ
  • 一度シャンクが出ると一日中シャンクが止まらない
  • アイアンの番手を変えても飛距離が変わらない
  • 芯に当たらず打感が悪い

これらの症状はアイアンの特性と打ち方を正しく理解していないことで起こります。

このページではアイアンの正しい打ち方を理解することで、方向性の向上と正しい飛距離を出す方法を5つの手順で解説します。

この5つの手順を行った平均スコア93の男性は1ヶ月間で一気に80台前半まで平均スコアを縮めることに成功しています。

正しいアイアンの打ち方を作る5つの手順

1,正しいグリップを作る

正しいグリップは、アイアンの打ち方だけに限らずゴルフスイングで最も大切な要素の一つです。
今更、グリップの基本なんて・・・。と思う方もおられるかもしれませんが、非常に重要な部分なのでもう一度確認することをおすすめします。

正しいグリップを作る5つの手順
  1. 胸の前でまっすぐ左腕を伸ばし、クラブが地面と90度になるように左手だけで握る
  2. その時、左手の人差し指・中指の第一関節だけが自分から見える位置にする。
  3. 右手の生命線と左手親指をぴったり合わせ、包み込むようにグリップする。右手小指は左手人差し指と中指の隙間に乗せるか、絡める。
  4. そのまま腕を腰の高さに降ろす。その時クラブが地面と水平にしその手首の角度をキープしたまま上体を傾けボールにセット。
  5. 左右の親指・人差指で作られたV字の延長線が右肩を指すように出来上がっていれば完成。

2,アドレスを正しく作る

アイアンの正しい打ち方を身につけるには正しいアドレスが重要になります。シャンクの原因やダフリ・トップはアドレスの悪さに原因があることが多いのです。正しいアドレスを作りましょう。手順は3つです。

正しいアドレスを作る4つの手順
  1. ボールの真後ろに立ち、ボールとターゲットを直線で結ぶイメージを作ります。その直線上でボールに一番近い目印を見つけます。クボミや枯葉なんでもかまいません。
  2. その目印に対してアイアンのフェースが垂直になるように、左手一本でクラブを地面にセットします。
  3. そのフェースの向きに合わせ、「足・腰・肩」すべてが平行になるように自分の体をセットします。その時、肩の開きに注意しましょう。足・腰は平行になっていても肩だけが開いているゴルファーが非常に多いのでよく確認してください。
  4. フェースの向き、体の向きが整った状態でもう一度「正しいグリップを作る5つの手順」をその場で行います。

これで、アドレスはスクエア(ターゲットに対して全て平行な状態)になり、グリップも正しくセットできましたので第一段階はクリアです。

上記2項目の「グリップ」「アドレス」を正しく学ばずに、スイングを矯正しようとしても全て小手先だけの応急処置になってしまいます。じっくり時間をかけ身につけてください。

3,ハンドファーストに構え、ハンドファーストの状態でインパクト

アイアンショットに求めらるのは「方向性」と「距離感」です。
そして、そのうち「方向性」をつかさどるクラブフェースの向きは「ハンドファーストに構え、ハンドファーストでインパクトする」ことによって一定に保たれます。

ハンドファーストによってクラブフェースの向きが一定に保たれる理由は

  • そもそもアイアンはハンドファーストに構えることによって、フェースがまっすぐになる設計になっている。(※試してみてください。すぐにその意味がわかるはずです。)
  • 左腕が伸びた状態でフェースをスクエアに構えることによって、左腕が最大限に伸ばされるインパクト時でもフェースの向きが変わりにくい。

ということです。
その他にもハンドファーストによる効能は様々あります。簡単なので是非覚えてください。ハンドファーストの構えの作り方をご説明します。

ハンドファーストの構えを作る手順
  1. 「正しいグリップを作る5つの手順」「正しいアドレスを作る4つの手順」でまずアドレスします。
  2. グリップの位置が左股関節の位置に来るようにセットします。
  3. その時、ボールの位置はグリップより右側にあります。
ワンポイントアドバイス

ボールの位置

ボールの位置に関してましては、私はパターを除く全てのクラブで「左足くるぶしの延長線上」を基本としておすすめしています。ボールの位置はスタンスの広さで調整する方がより正確に再現できるからです。

「ハンドファーストでインパクト」はリリースポイントにかかっている。

ハンドファーストの状態でインパクトすることは何よりも大切です。あらゆるゴルフスイングの理論の終着点はハンドファーストの状態のインパクトを作ることと言っても過言ではありません。

手首のリリースポイントさえ正しければ、そのスイングは成功したと言ってもよく、それでも狙った方向にボールがいかないのであれば、アドレスの間違いかクラブの選択ミスくらいのものでしょう。

もし、あなたがプロのような正しいリリースポイントを習得したいのであれば「アーリーリリース撲滅プログラム」で学ぶのが一番の近道かも知れません。

今まで100を切れなかったような人が2ヶ月で70台で回れるようになってしまった本質を突いたゴルフ教材です。

4,無駄な体重移動はしない

体重移動が大切だというゴルフ理論が多々ありますが、それははっきり言って間違いです。
正しくは「重心を変えない」ことです。

アイアンショットで大切な方向性を保つ打ち方が、右へ左へ体重移動してしまうようなスイングだとどうなるか想像すればお分かりいただけると思います。

アドレスと同じ位置でインパクトすることが大切なのに、それを体重移動することによってあえて難しくしてしまっているのです。
重心を変えない打ち方は以下の手順です。

重心を変えない打ち方
  1. 重心は常に左股関節を意識します。
  2. テークバック時は体重を右に移動するのではなく、肩をしっかり回します。
  3. 左右だけでなく前後の体重移動を防ぐために、前傾角度は絶対に保ちましょう。
  4. インパクト時に顔が目標方向に向くと頭の重さによって重心が左にずれるので、必ずボールより右側に残しましょう。

5,30ヤードのショットをひたすら練習する

アイアンの打ち方の理論が分かっても、その技術を身につけなければ意味がありません。

そこで多くのプロも実践またはおすすめしている30ヤードショットの練習方法とチェックポイントをお教えします。
この練習は30ヤードのアプローチの練習ではないことを先にお伝えしておきます。
アイアンの打ち方をマスターするための最適な方法です。

この練習を数多くすることによって、ロングアイアンも難しく感じなくなるでしょう。

30ヤードショットの練習方法
  1. 52°~58°のウェッジを使います。
  2. スタンスは両足のかかとをピッタリつけ、つま先は適度に開きます。
  3. ボールの位置は真ん中です。(※両足をつけた状態だと真ん中が左足くるぶしの延長線上です。)
  4. 30ヤードの目標にスクエアにアドレスします。
  5. 左股関節に重心を感じながら、クラブヘッドが9時-3時になるようスイングします。
30ヤードショットのチェックポイント
  • バックスイングで9時の位置にクラブが来たとき、ヘッドのリーディングエッジが上半身の前傾角度と一致しているか確認してください。
  • ダフリ、トップが出たら重心がずれているか、肩を回していない可能性があります。
  • 手首の角度は固定しましょう。(※ロブショットなどの練習とは違います。)
  • ターゲットより右にボールが飛んだら、体が開いているか、インパクト時に重心が左にずれています。
  • ターゲットより左にボールが飛んだら、腕が先行しインパクト時にハンドファーストが保たれていません。または、肩を回さずに腕でクラブを上げているためアウトサイドインのひっかけ球になっている可能性があります。

正しいアイアンの打ち方を作る5つの手順「まとめ」

  1. 正しいグリップを作る
  2. アドレスを正しく作る
  3. ハンドファーストに構え、ハンドファーストの状態でインパクト
  4. 無駄な体重移動はしない
  5. 30ヤードのショットをひたすら練習する
このページをご覧の方が注目している記事
「80の壁」70台80台のゴルフの違い

スポンサードリンク


SNSでもご購読できます。

コメントを残す

*