ゴルフで「池に入った時のルール」知らなきゃ大損!?

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ゴルフ池ルール
どうも、公式ルールブックは表現が難してわかりづらい!
そんなゴルファーも多いのではないでしょうか。
私がルールのことでよく質問されることの多い
「ウォーターハザード・ラテラルウォーターハザードの救済法」について、わかりやすく簡潔に解説させていただきます。
ルールは罰則のためだけにあるわけではありません!
ルールはあなたを助けるためにもあるのです!
ルールを知らないで損している人・・・結構いますよ(笑)

「ウォーターハザード」と
「ラテラルウォーターハザード」の違い
「どっちも池でしょ?」

「何なんだ?ラテラルって?同じ池なんでしょ?」
ラテラルなんて言葉は、英語が得意な人以外は聞きなれない言葉ですよね。
ここでは、池に入った時の対処の仕方を説明させていただく前にどうしても避けては通れない、「ウォーターハザード」と「ラテラルウォーターハザード」の違いを解説をしておきます。

まず、ラテラルとは?

ラテラルとは英語では
lateral = 「側面の」という意味です。
これを踏まえて下の図を見てください。

ウォーターハザードとラテラルウォーターハザードの違い

ウォーターハザードとラテラルウォーターハザードの違い

↑これで、
「ラテラルウォーターハザード」は「コースの側面にある池」
「ウォーターハザード」は「コース内にある池」
ということはご理解いただけましたでしょうか?

ちなみに
「ウォーターハザード」は黄色杭(見づらいですね。黄色杭です。)
「ラテラルウォーターハザード」は赤杭
で囲まれています。

これを理解しておかないとこれから先にご説明する内容で混乱されるかもしれませんので、この違いをはっきり理解しておいてくださいね!

池に入った時の処置法は全部で4つ!

ゴルフ池救済
↑の図を使って解説していきます。

ウォーターハザードに入った時の対処法

まずは、ウォーターハザードに入った時の救済法を解説していきます。
ラテラルウォーターハザードの救済法はこの【ウォーターハザードに入った時の救済法】に2つ救済法が追加されたものになります。
【ウォーターハザードに入った時の救済法】+2つの追加ルール
= 【ラテラルウォーターハザードの救済法】

これを覚えておいてください。

【1】1打足して元の位置から打ち直す

池に入る前に打った所にできる限り近い場所から打ち直しです。
ただし、1打の罰を追加します。
図の①の場所です。

【2】球が池を横切った地点とホールを線で結びその後方延長線上

図に②がたくさん並んでいますよね?これが「球がウォーターハザードの限界を最後に横切った地点とホールを結んだ線上の後方」です。
ホールに近づかなければ延長線上ならどこまでも後ろに下がってボールをドロップして打てばOKです。
ただし、1打の罰を追加します。

以上が【ウォーターハザードに入った時の救済法】です。

ラテラルウォーターハザードの救済法

先にも書いたように、
【ウォーターハザードに入った時の救済法】+2つの追加ルール
= 【ラテラルウォーターハザードの救済法】

です。
基本的に、ラテラルウォーターハザードの救済法もウォーターハザードに入った時の救済法を適用できますが、それだけでは対処しきれない場面があるので次のようなルールがあります。

【3】ラテラルウォーターハザードの限界を最後に横切った地点から2クラブレングス

図の③の場所です。ラテラルウォーターハザードを横切った地点から「ホールに近づかない2クラブレングス」にドロップし打ち直せます。ただし、1打の罰を追加します。

【4】対岸の、ラテラルウォーターハザードの限界上でホールから同じ距離にある地点から2クラブレングス

④の場所です。ホールからの距離が同じ対岸の地点から打ち直せます。同じく1打の罰を追加し、その地点から2クラブレングス以内にドロップです。
この図の場合、④を選択する方が安全かもしれません。③の場合、グリーン手前のバンカーを超えるショットを必要とされますが、④の地点から打てばその心配はいらなくなります。

このようにラテラルウォーターハザードの場合、文字通り側面にある池なので、通常のウォーターハザードと違い「ホールと横断地点を結んだ後方延長線上」が存在しないことが多いのです。
そのため、このようなルールが追加されているわけです。

もちろん、ゴルフの上達はスイングの基本をマスターすることが何よりも先決になりますが、これらのルールを上手く利用することによって、「悪条件のライ・先にある障害物」などを回避することができます。

ルールがあなたをピンチから助けてくれます!

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コメント

  1. ヤマガタフミオ より:

    図ではボールが池にはいった場所とホールを結ぶ後方直線上②とありますが、記事では球が池を横切った地点とホールを結ぶ後方直線上と記載されていますがどちらが本当でしょうか。

  2. admin より:

    ヤマガタフミオさま

    コメント、ご指摘ありがとうございます!

    結論から言いますと「最後に横切った位置」が正しいです。

    すみません、気づかなかったのですが、図では「落ちた場所」が描かれていますね。

    なぜ、こんな紛らわしいことを書いたのか・・・。覚えていません!すみませんでした!

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