「100切り」ゴルフの秘密を知らないあなたへ

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100切りが目標という未来のシングルプレーヤーへ

ゴルフ初心者に大きく立ちふさがる「100の壁」。
ゴルフをはじめて最初に目標にするのがいわゆる「100切り」。

しかし、ゴルフ初心者だけでなく数年以上ゴルフをやっているのに未だに100を切ったことがないという人も少なくないですよね。

「あと2打で!あと1打で!100が切れるのにどうしてあんなミスをしてしまったんだ!」

こんなプレー後の後悔を毎回しているあなたへ、なぜ100が切れないのか、またどうすれば100が切れるのか、上級者があまり言いたがらない「ゴルフの秘密」を教えてしまいましょう。

100の壁

まず、なぜあなたには大きく立ちふさがる「100の壁」が存在するのかを頭で理解していきましょう。一度、冷静に頭脳で分析することで、いざラウンドの時に今日の分析を覚えていれば必ず役に立つはずです。できればメモのご用意を。

100切りできない理由と改善法

当然ですが、100が切れないゴルファーには100が切れない理由があります。ゴルフは18ホールもあるため、普段100を切れないゴルフ初心者が偶然70台で回るなんてことはほぼあり得ません。必ず実力が結果として出てくるものなのです。

こんな事を言うと「私の実力がないとでもいいたいのか!」と怒られてしまうかも知れませんが、今日の我慢が実る日が必ず訪れますので今日はどうかお許しください。

さて、その100を切れない理由ですが細かいスイングの指摘などを言い始めたら、人によっては30項目も40項目もあるかもしれません。

なのでここでは、重要な5項目に絞って100を切れない理由と改善法を挙げていきます。

100が切れない理由①「セルフイメージ」

100を切れない人に多く見られるのが、「ハーフを終わった時には45で回れたのに、残りのハーフで大たたき。」結局100を切れないという現象です。

これは自分の実力を過小評価しすぎているのが原因です。ハーフが終わった時点で「今日は不思議と調子がいいな。」といつもの自分ではないと、わざわざ自分の脳にブレーキをかけてしまっているのです。

脳はやっかいな存在で、「自分にとって楽なイメージを優先的に実現」しようとします。

どういうことかと言うと、脳にはイメージを実現する力があると言われています。「僕は大きくなったらメジャーリーガーになるんだ!」と本気で思い込み、日々努力していればなれるといった現象です。イチロー選手の幼少時代のエピソードが有名な話ですね。

ところが、いくら脳にイメージを実現する力があるとしても、このイメージを実現しようとするには当然のことながら「努力」が必要になってきます。毎日走って体力を付けたり、ボールを投げ込んだり、素振りを毎日何百回もしたり・・・。プラス方向に脳のイメージを実現するには多少の面倒臭いことが必ず付いてくるのです。

しかし、逆にマイナスのイメージを実現するにはどうしたらいいでしょう。

例えば「僕はメジャーリーガーになんてなれないや。」

このイメージを実現するにはどうすればよいでしょうか。答えは「努力しない」です。なにもしなければ既に実現してしまっているのです。

これと同じで、「100切りは難しい」「100切りなんてまだ私にはできない」なんてイメージは簡単に実現してしまうのです。

惜しいところで100切りが出来ない人は、少しのミスで「まあいいや、ゴルフなんて所詮遊びだし。」という諦めの心が邪魔してしまうのです。せっかく安くないプレー代を支払ってゴルフ場に来ているのに。

一度、最後まで「今日は100を切るんだ。最後まで諦めないぞ」という気持ちでラウンドに望んでみてください。

100が切れない理由②「一打一打の重さを知らない」

100が切れない人を見ていると、「あー、もったいない。そんな適当な打ち方して!」というプレーが目立ちます。特に多いのがミスショットの後の1打です。練習場ではあんなにきっちりアドレスの練習をしているのに、その時になると適当なアドレスになり、ひょいとクラブを持ち上げ一か八かで打ってしまうのです。

なぜ、そうなってしまうのか。一つはプレーの遅延に対しての申し訳なさです。
ゴルフ場やカートなどに「ファーストプレーを心がけましょう。」なんて注意書きがあるから余計なのかも知れませんが、「後続プレーヤーに迷惑をかけてしまう。」という思いが強すぎて焦ってしまうのです。

焦って打つことでさらにミスショットをし、さらにプレーが遅くなることを考えられなくなってしまうのです。

そして、もう一つは「自分のミスに対する怒り」です。
「なんで、あんなに練習したのに上手く打てないんだ!」「もういいや!ゴルフなんて金輪際やめてやる!」そう言った一時的な怒りが適当なショットになってしまうのです。

人間は感情の生き物ですから、本能から来る怒りに勝つのは大変なのは確かです。まして、せっかくの休みにストレス発散に来ているはずなのに、逆にストレスを抱えてゴルフをすることになるとは想像もしていなかったからなおさらです。

しかし、それが「ゴルフ」なのです。

大事なのでもう一度言います。「それがゴルフなのです。」

ミスをしないゴルファーなんて未来永劫存在しません。ミスを含めて「ゴルフ」なのです。まして、ゴルフを始めたばかりの初心者の方がミスをしないなんてありえないのです。

しかし、ゴルフ初心者の方はその事実を本当の意味で理解できていないので、「次の一打をどう打てば上手く行くか。」を考えることを忘れ怒りに任せて適当に次のショットをしてしまうのです。

その適当な1打は1打で済まないということは言うまでもありませんが、次のミスを誘発するのです。

しっかり「ゴルフはミスを含めてゴルフ」。このことを言い聞かせ、その後の1打を魂を込めて打つようにしましょう。

100が切れない理由③「OB恐怖症」

これは、若い方やで飛ばし屋に多い現象です。
練習場ではものすごいスイングスピードでドライバーを気持ち良さそうに打っているのに、コースに出ると振り切れないという症状です。

OBしてしまう恐怖から、普段とは違うスイングをしてボールの行き先ばかりを気にしてしまうのが原因です。

普段と違うスイングの上、ボールの行き先が気になりすぐに頭を上げてしまうため、さらにOBの確率は高くなります。

「どうせOBしてしまうなら思い切り打ってOBする。」くらいの気持ちでティーショットを打つことをおすすめします。または、ドライバーでOBするのが怖いのであれば、3wやユーテリティでティーショットを打つのも良いでしょう。

100が切れない理由④「打てないクラブで打っている」

打てないクラブとは、ずばり3I,4Iなどのロングアイアンです。

「残り200ヤード。グリーンの左右はバンカー、シャンクやスライスでOBの危険もあり!」
こんな状況でどのクラブを選択するのか。ここがポイントになってきます。

ロングアイアンは上級者でも敬遠してユーティリティに替えている人がいるほどの難しさがあります。ましてゴルフ初心者がゴルフコースの傾斜がある中で、200ヤード先のグリーンを捉えることは奇跡にチャレンジするようなものです。

もちろん、チャレンジ精神は常に持っていただいて結構ですが、まず100を切るということをクリアしてからでも遅くはありません。自分の今の実力を最大限に活かすには「打てないクラブ」は打ってはいけないのです。

このような状況で、すっと7Iあたりの得意クラブを抜きグリーン手前に落とす勇気をもてるようになれば100切りなんて実に簡単です。このように堅実なゴルフをすることで100を切り、やがて得意クラブが増え90を切り80を切りシングルゴルファーになっていくのです。

今できることを最大限に活かしましょう。

100が切れない理由⑤「ゴルフスイングの基本を知らない」

ゴルフボールを飛ばすだけなら、クラブを振れる力さえあれば本能だけで誰でもできます。しかし、ゴルフは狙った場所にボールを運ぶゲームです。

とは言え、その本能は大切です。
初めてゴルフをする人に、アドレスはスクエアに、ヘッドアップはしないで、テークバックはゆっくり。なんてアドバイスをしてしまったらギクシャクした動きになり、スムーズにクラブが振れなくなるでしょう。

本当は100を切るくらいまでのレベルまでは理論は抜きにして本能だけでクリアした方がいいくらいです。いや、おそらく「惜しいところで100を切れない人」なら、上記4つの100を切れない理由の改善法を意識するだけで100切りは可能でしょう。

しかし、ここで言っておかなければならないことがあります。

「100切りが目標なんて、レベルが低すぎます。」

今まで100を切ったことの無い人にこんな事を言ったら腹が立つかもしれませんが、いずれあなたも同じ意見を持つようになります。

やがて、目標は90切り、80切り、シングルプレーヤーへと目標は変化していきます。

ですが、90切り以降の目標は上記で挙げた4つの100を切れない理由を改善しただけでは決してクリアできません。

そこには「ゴルフスイングの理論」を取り入れる必要があります。

どんなにコースマネジメントが良くても、ミスショットで怒りを覚えなくなっても、正しいスイングが出来ていない限りそれ以上の上達はありません。

やはり、ゴルフ上達の最大の秘密は「スイング」にあるのです。

ゴルフスイングの基本理論は歴史に残るプレーヤー達によって残されてきました。古くはベンホ−ガンのモダンゴルフから始まり、今ではコンピュータによって科学的な解析が行われ「正しいスイングとはなんなのか」がはっきり分かるようになってきました。

練習場で何万発もボールを打ち、自分でコツを掴む時代ではないのです。今のゴルフ理論を超す「我流のゴルフスイング」を発見するのはエジソンが電球の作り方を発見することよりも難しいことかも知れません。

ここは、素直に先人の知恵を拝借するべきなのです。タイガーウッズも松山英樹もロリーマキロイも例外無くそうしてきたようにです。

そのゴルフスイングの基本は、レッスンプロ、ゴルフスイングの教本、レッスンDVDなどで学ぶ方法があります。もちろん当サイト内にもお役に立てる情報があるかも知れません。

そして、当サイトが推奨している「7日間シングルプログラム」ですが、これはいつでも何度でも正しいスイングの作り方が学べるので、基本をマスターし、100切りを達成したい方には最適なレッスンDVDです。しかし、何度も繰り返し見てレッスン通り練習する人でないと意味がありませんので、無駄にならないよう大切にしてください。

やはり、100切りに限らずゴルフに一番大切なのは「ゴルフスイング」です。
100が切れない理由の①〜④はある意味100を切る「近道」にはなりますが、根本的な解決ではありません。是非、基本を知り本当の実力を手に入れてください。

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