ゴルフグリップ。
適当に選んでいませんか?
ドライバーは真剣に選ぶのに、グリップは「まあ。これでいいかな?」なんて選び方あなたはしていませんか?
ゴルフクラブと自分の体との唯一の接点が「グリップ」です。
クラブやボールをコントロールするためにはとても重要な部分なのです。
それなのに・・・・
「ドライバーはあのプロが使っているあのクラブがいい・・・」
「シャフトはあそこのメーカーがいい」
とか、
「頭を残して、インパクト!」
「インサイドインのスイングができない!」
などと、他のことで頭が一杯でグリップのこと忘れていませんか?
このページでは、正しいグリップの選び方とその原理などを解説していきます。
きっとあなたにぴったりのグリップがみつかるはずです。
※グリップは大丈夫!スイングをマスターしたいという方はこちらのページへどうぞ。基礎からしっかり学べます。
グリップの選び方必須5項目
口径を選ぶ!
M60やM62というのは、グリップの内径のことです。M56はジュニアやレディース用とお考えください。M60の方がM62より仕上がりは太くなりますので、球がつかまりすぎてフックしてしまう方はM60の方が適していると言えます。反対にスライスが多い方は細いグリップにすることで手首の返りが良くなりますので、球がつかまりやすくなるでしょう。
バックライン有り無しの判断は?
ゴルフクラブのグリップを選ぶ際に、「バックラインの有りか無し」かに悩んだことありませんか?まず、バックラインの役目について解説します。
グリップのバックラインの役目は2つ。
①いつも同じ形のグリップができる。
②インパクトやダウンスイングなどの時、グリップが回転してしまうのを防ぐ。
①は握れば自然と指の第2関節の部分にバックラインの部分がくるので、目を閉じていてもフェースがスクエアな状態でグリップできるからです。
②はバックラインが手のひらに引っかかっているのでズレにくいからです。
これが、バックラインの役目でありメリットです。
一方、「バックライン無し」はフェースのコントロールをしやすいグリップと言えます。
「スライス」や「フック」を意図的にコントローツしたい時はバックライン無しの方が違和感なく握れます。
よく言われていることは、バックライン有りを好む人も「ウェッジだけはバックライン無し」
これは、バンカーやグリーン周りで様々なショットを要求されるからです。ドライバーから5Iまではバックライン有りという人もいます。
グリップの重さ
実はグリップの重量は選ぶ際にとても重要になってくることがあります。
ゴルフクラブには「バランス」というものがあります。「D1・D2・D3」みたいな表示をみたことはありませんか?
これがクラブのバランスを数値化したものです。バランスの詳細についてはまたの機会で説明すると思いますが、簡単に言うとクラブヘッドが「重く感じる」か「軽く感じる」かの違いです。
ゆったりとしたテンポでスイングすタイプの人は「重く感じる」バランスがよくて、早いテンポでスイングする人は「軽く感じる」バランスがよいとされています。
結論から申しますと・・・
「グリップが軽いと」⇒「クラブヘッドは重く感じます」
「グリップが重いと」⇒「クラブヘッドは軽く感じます」
これをしっかり覚えておいてください。全クラブ新しいグリップに交換して「何か変?」ではお金の無駄遣いになってしまいます。
重量などがわからない人はゴルフショップの店員さんに「今のグリップと同じ重量のものにしてください」などどお願いしましょう。
グリップのトルクによるミスショットはあなどれない!!
図を見てもらえれば意味はすぐに分かっていただけると思いますが、グリップに負荷がかかるとグニュッてよじれます。
「ねじれる」って言った方がわかりやすいでしょうか。このねじれによって、フェースが開いてスライスしたりプッシュアウトすることがあります。
特にヘッドスピードの早い人はそうなり易いと言えます。
かと言って、このねじれが全くないガチガチの硬いものだとフィット感が損なわれるので滑りやすくなってしまったりフィーリングが出せなくなってしまいます。
最近では、グリップのトルクを抑制しつつフィット感を損なわない素材を使用した製品なども販売されていますのでお近くのゴルフショップで聞いてみてはいかがでしょうか。
トルクを抑えたもので、あなたのショットのバラつきが解消されるかもしれませんよ!
おすすめグリップ
イオミックスティッキーエボルーション2.3かなりおすすめです。
しっとりとしたグリップ感は最高です。グリップはできる限り強く握らないことがヘッドの走りにつながりヘッドスピードアップとミート率の向上につながるのですが、このイオミックのスティッキーエボルーション2.3は優しくグリップしてもしっかり手のひらに吸い付いてきます。
しかも安いですねぇこちらのショップさん。私は近くの店で2倍近くで買ってしまいましたよ・・。
注意!!基本を学ぶことを後回しにしている方がほとんどです。
※ゴルフは道具を替えるだけで上達するものではありません。しっかりと基本をマスターすることで道具の違いを理解できるようになります。
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