山田パター

安倍総理がオバマ大統領に贈った山田パター。

山田パター
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ゴルファーにとってはまだまだ記憶に新しい出来事かもしれません。

2013年2月の安倍総理とオバマ大統領の会談の際、安倍総理が知る人ぞ知るの日本製パターをオバマ大統領にプレゼントしました。それが今さらですが注目させてもらった「山田パター」なのです。

しかし、ゴルフを長年している人でもその名前すら聞いたこともないという人も多いのではないでしょうか。

スコッティキャメロンやオデッセイなどの海外勢に人気を総取りされている中、「なぜこの山田パターが注目されたのか。」「どこにその魅力があるのか」そんな疑問を持つ人も多いのではないでしょうか。

そこで、今回は「山田パター」を特集してみることにしました。

世界最少スコアを叩き出したプレーヤーの愛用パターだった。

この山田パターが世界から注目されるには、2段階のストーリーがあります。

まず第1段階目のストーリーは、2012年5月に行われたアメリカの下部ツアーの「ゴルフウイーク・ナショナル・プロ・ツアー」に参戦していたライン・ギブソンというオーストラリアの選手が、「55」という驚異的なスコアをたたき出しそれがギネス記録となりました。

そして、そのライン・ギブソン選手が愛用していたのがこの「山田パター」だったわけです。

次に第2段階目のストーリーですが、例の首脳会談での出来事です。
オバマ大統領は、タイガーウッズともラウンドするほどゴルフ好きで有名らしく、それを聞きつけた安倍総理がギネス記録を持った日本製の山田パターをプレゼントしたのです。

このニュースが国内外に広がり、「山田パター」は一躍有名パターになったのです。

これぞNIPPONの職人

山田パターは、山形にある「有限会社山田パター工房」で作られています。しかも、山田透社長一人で設計から加工まで全てやっているというから驚きです。

この山田社長は「数字」が好きらしく、実にゴルフを数学的・物理学的に研究されています。もともとは海外留学中にゴルフの魅力に取り憑かれ、1年半でハンディキャップ1にまでなった筋金入りのゴルフ狂だったわけですが、ゴルフショップで見つけた美しいパターが目にとまり、「自分でも作れる」と悟ったそうです。

それからパター作りに没頭し、そこで活きてきたのが「数字好き」だったそうです。

ライ角・重心・重量など、理想的なパターに必要な要素を数学的に物理学的に、そして芸術的なセンスを持って研究し一つ一つ削り出しているのです。

しかし、ここまで有名になってしまうと一人で注文をこなすには無理があります。なんと、現在は新規の注文は受け付けられない状況だそうです。

2014年4月現在では、楽天で「山田パターで検索」すると数店舗に在庫がありましたのが、ご覧になっている頃は売り切れているか、もしくは在庫が潤沢になっている頃かもしれません。ご確認ください。楽天に出品されている山田パターはこちらから

山田パターよりも参考にしたい山田氏のパター理論

これは、当たり前の話ですが「どんなに高価なパターを使用しても、ラインを外れていれば入らない」のです。
それが、今回記事にしている山田パターでも同じです。

パターのミスは大きく分けて3つ。

  1. ラインの読み間違い
  2. アドレスの向きの間違い
  3. ストロークのミス

ラインの読み間違いとアドレスの向きの間違いはパターの性能だけではどうすることもできません。プレーヤーの責任です。

それと、ストロークに関してもパターの性能がストロークに影響を与えることはありますが、基本的にこれも本人の技術に大きく左右されるのです。

このことは、山田社長自らが書籍にも書いていることです。

しかし、山田社長は「縦振り子ストローク」というパッティング理論を行えば、ストロークのミスは減ると言っています。

オフィシャルのHPには数学的な理論が書かれていますが、数学があまり得意ではない私には完全に理解することはできなかったのですが、きっと山田パターはこの縦振り子ストロークをしやすいデザインということなのでしょう。

ところで、この「縦振り子ストローク」ですが、これは簡単に言うと「フェースを開閉させずに、ブランコのような上下の動き」をするストロークのことです。

私はこの理論に賛成ですし、子供の頃父親に教わった基礎でもあります。

フェースを開閉させて打つことをすすめているプロがいたような気がしますが、やはりインパクトの位置でフェースをボールと直角にヒットさせることは至難の技です。

フェースを開閉させず、振り子のようにストロークすることがより正確性に長けています。

ただし、このストロークを普段から身につけていない人が、突然グリーン上で試しても上手くいきません。そのことばかりに気を取られ距離感が狂ったり、ダフることもあるでしょう。

普段から、この振り子の動きを体に覚えさせておきましょう。

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