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「ダイナミックゴールド編」アイアンシャフトの選び方

アイアンシャフト選び方

上級者が使用するアイアンのシャフト言えば「ダイナミックゴールド」ですね。
ゴルフ初心者でも、「ダイナミックゴールドはなんかイイらしい・・・」と、どこかで耳にしている方も多いはずです。

このページでは、ゴルフ上級者に愛され続けているダイナミックゴールドについて掘り下げて書いていきます。また、ダイナミックゴールドのシャフトが入ったアイアンもご紹介していきます。ぜひ、アイアンシャフトを選ぶ際に参考にしてください。

ただし、道具にお金をかける前に「スイングが第一!」です。(余計なお世話で申し訳ありません。)

特にダイナミックゴールドにシャフト交換をするなら、さらにシビアになることをお忘れなくです!
モーダス「MODUS3」シャフトシリーズ『TOUR105・120・125・130』の違いや選び方はこちら

ダイナミックゴールドとは

ダイナミックゴールドとは、トゥルーテンパー社(True Temper)が1980年に販売を始めた歴史あるスチールシャフトです。ツアープロから絶大なる信頼を得ていてその使用率は過半数を超えます。世界NO1のアイアンシャフトを言っていいでしょう。

しかし一方で、屈強な肉体を持つツアープロが使用していることもあり、初心者や非力な女性などにはあまり人気がなく「難しい上級者向けのシャフト」というイメージもあります。

事実、アイアンシャフトの中で最も重く硬い部類がこのダイナミックゴールドです。やはり、スペックによってはある程度のヘッドスピードや筋力に自信のある人でないと振り切ることはできないでしょう。

もしあなたが、いわゆる「手打ちスイング」の恐れがある場合、ダイナミックゴールドのシャフトに変えた場合、さらにショットに自信を持てなくなるかも知れません。

インパクトの瞬間クラブヘッドが手首を追い越すようなアーリーリリースをしているのなら、ダイナミックゴールドはあなたの味方をしてくれません。

これからダイナミックゴールドのシャフトに交換しようとお考えなら「80の壁」80台と70台のゴルフの違いの記事も一読してください。

とは言え、ダイナミックゴールドには重量や硬さなどが違うものがいくつかラインナップされています。さすがにカーボンシャフトと同じ重量のものはありませんが、比較的軽く柔らかいシャフトも選べます。それではダイナミックゴールドのラインナップを見ていきましょう。

ダイナミックゴールドのラインナップとその仕様の見方

ダイナミックゴールド仕様
上記の表はトゥルーテンパー社が出している仕様から、必要な部分を抜き出して作り直したものです。

ダイナミックゴールドは重さや硬さを選べるようになっています。それでは各スペックの見分け方を見ていきます。

フレックスとは?

フレックスという欄に「X100」や「S200」や「S300」といった表示がありますね。これが「硬さ」と「重さ」を表しシャフトの「曲がり」「柔軟性」を指します。つまりフレックスとは「しなり具合」を表しています。

硬い順に「X」「S」「R」となり、Xが一番硬いシャフトでRが一番柔らかいシャフトということです。

次に、「100」や「200」というのが重さに当たります。これをサブフレックスと言いますが、「カット前重量」や「カット後重量」の欄を見るとわかりますが、1g~2gずつ重量が変化しています。

しかし、ここで疑問に思う人がいると思います。
「X100」と「S300」は同じ重さだけど、どこが違うの?

答えは「X100」の方が硬いです。重さは同じですが、打感が硬いのが「X100」柔らかいのが「S300」です。

日本仕様のアイアンに標準装備されていることが多いのが「S200」です。また、「USモデル」という言葉を見ることがあると思いますが、日本人に比べ体格の大きいアメリカ人向けにUSモデルは「S300」が標準装備されています。

ダイナミックゴールド「S200」標準装備のアイアンを探す

ダイナミックゴールド「S300」標準装備のアイアンを探す

シャフト長とは?

表にある「41.0~37.0」の単位はインチです。この長さはカット前の長さを表しています。クラフトマンでもない限り、特にこのカット前の長さを気にする必要はないと思います。

ただし、アイアンセットを特注で注文する場合やシャフト調整をする場合には多少の知識が必要になるかと思います。しかしかなりマニアックな内容になってしまうので初心者の方は参考程度にこの項目を読んでおいてください。

まず、アイアンの長さは番手ごとに変わっていくのですが、番手間の長さの違いは通常「0.5インチ」です。番手が上がる(5番アイアン⇒6番アイアン:数字が増える=番手が上がる)ごとに0.5インチずつ短くなります。
※1インチは2.54cmですから、0.5インチは1.27cmです。

次に、標準的な長さを知っておきましょう。
各メーカーの仕様書でアイアンの長さの基準にされることが多いのが5番アイアンです。平均的な既製品の日本仕様の5番アイアンの平均的な長さは37.75インチです。アイアンの長さとはシャフト部分のみの長さではなく、ネックの最下部からグリップエンドまでのことです。↓
アイアンシャフト選び方

それを基準に0.5インチ刻みで番手ごとに長さを算出すると・・・

3アイアン=38.75インチ
4アイアン=38.25インチ
5アイアン=37.75インチ
6アイアン=37.25インチ
7アイアン=36.75インチ
8アイアン=36.25インチ
9アイアン=35.75インチ
PW=35.25インチ

これが、平均的なアイアンの長さとなります。

さて、平均的なアイアンの長さを説明してきたわけですが、

「だから何?どうすればもっと自分にあったアイアンになるの?」知りたいところはソコですよね。

では少々マニアックな世界に突入していきましょう。

例えば、同じ5番アイアンでも長さやカットの仕方によって特性が変わってきます。

長さが変わるとどうなる?

例えば、同じ5番アイアンでも、「37.75インチ」のものと、0.5インチ長い「38.25インチ」のものでは後者の方が長い分ヘッドスピードが早くなります。飛距離はロフト角の影響が半分、長さの影響が半分です。クラブの長さが増えればそのぶん飛距離は伸びるわけです。

しかし、アイアンの役目は「正確な飛距離」と「正確な方向性」です。飛べばいいというものではなく、いつも同じ距離を飛んでくれるクラブ選びをすることが大切です。極端に長くしたりすると、シャフト重量が増しヘッドの重さとのバランスが崩れ、ヘッドが戻らなくなったり、スイング自体を変えないと対応できなくなりますのであまりおすすめできません。

アイアンの飛距離が欲しい方は、シャフトの長さをいじるのではなく、低重心でストロングロフトの優しい「キャビティアイアン
」や「中空アイアン」を選ぶことをおすすめします。今では「マッスルバックのような操作性も損なわず、スイートスポットも広く優しい」といったアイアンが発売されています。

カットの仕方でどうなる?

ダイナミックゴールドは各番手ごとにシャフトが用意されているのですが、日本仕様と世界仕様では「カットの方法」や「装着する番手」が違います。

カットの方法

まずカットの方法ですが、通常はアイアンヘッドに番手ごとのシャフトの先端(ティップ)を差込み、バット側(グリップ側)をカットして長さを調整します。

しかし、先端部分を0.25~0.5インチカットしてヘッドに装着すると硬さが増します。正確に言えば硬く感じるようになります。これは、シャフトが先端からグリップに向けて徐々に太くなっているため、キックポイント(しなる部分)もその分太くなるからです。

装着する番手ずらし

番手違いのシャフトを入れることを、「番手ずらし」と呼びます。
どういうことかと言うと、「5番アイアンに6番アイアン用のシャフトを入れる。」または「4番アイアンのシャフトを入れる。」といったことをします。

なぜ、こんなことをするかと言うとそうすることで硬さを微調整するのです。
「Xシャフトでは硬すぎる、でもSでは柔らかい・・・その中間程度の硬さがいい」などといった場合にこのような番手ずらしを行います。

また、メーカーによってはじめから番手ずらしのシャフトが装着されていることもあります。例えばミズノでは現在、一番手長いシャフト(5番アイアンには4番アイアンのシャフトを装着)をはじめから装着されています。

そのため、通常のシャフトよりも柔らかく感じます。

どのダイナミックゴールドを選べばいい?

ここまで、ダイナミックゴールドの各スペックやカットの方法などを解説してきましたが、初心者の方がいきなりここまでこだわってシャフトをカスタマイズする必要はありません。

まずは自分のヘッドスピードに適したシャフトを選びましょう。以下にヘッドスピードごとに適したダイナミックゴールドシャフトを掲載しておきます。アイアンをご購入の際の参考まで。

HD 品番
40m/s R200:R200装着のアイアンを探す
41m/s R300:R300装着のアイアンを探す
42m/s R400:R400装着のアイアンを探す
43m/s~ S200:S200装着のアイアンを探す
45m/s~ S300:S300装着のアイアンを探す
47m/s~ S400:S400装着のアイアンを探す
48m/s~ X100:X100装着のアイアンを探す

ドライバーシャフトの選び方の全てがわかる!

ダウンブローがアイアンの正しい打ち方「それって本当?」

ダウンブロー打ち方

「アイアンはダウンブローに打て!」

ゴルフ経験者ならほとんどの人がこのレッスンやアドバイス聞いているはずです。

しかし、「なぜアイアンの打ち方はダウンブローでなくてはならないのか・・・・?」

その理由を知らずにただボールに向かってアイアンのヘッドを打ち付けていればいいと思っているとしたら、それは「ちょっと待ったぁ!」です。上達のスピードが遅くなるので注意が必要です。

このページでは、なぜアイアンの打ち方はダウンブローがいいのか、またダウンブローに打つ方法をご紹介していきます。

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ドライバーの打ち方「右膝が伸びると飛ばない理由と伸びない方法」

ドライバーの打ち方右膝

ドライバーの正しい打ち方で大切になってくる要素の一つ「膝」。

今回は特に「右膝(ひざ)」について解説していきます。

バックスイングで右膝が伸びていませんか?

もしかして、ドライバーでボールを遠くに飛ばしたいという欲求でいつもより力が入っていませんか?

本人にそのつもりがなくても、右膝が語ってしまっている人が多いのです。
ゴルフ初心者の方は、自分のスイングが合っているのか間違っているのか判断はまだまだできないことでしょう。

しかし、ゴルフ経験が長い人でも意外と勘違いしている人が多いのがこれです。
「腰を大きく早く回せばヘッドスピードが上がる」

つまり、バックスイングで腰を時計回り方向へ、より多く回したりねじったりすることで、それがパワーにつながると信じて止まないのです。

そのため、右膝がカックンと後方へ行き伸びきった状態でトップポジションを作っています。
でも、なぜそれが悪いのか?

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冬のゴルフ「朝一からナイスショット!」のための準備運動

冬のゴルフ準備運動

冬のゴルフは寒さとの戦いです。
冬用のゴルフウェアで防寒対策をすることはもちろんのことですが、肝心な身体が凍りついていたらせっかく寒い中ゴルフに来ているのにスコアは散々な結果になることでしょう。

冬のゴルフは、準備運動を徹底的にやるべし!

コースに着いたらもうスタートの時間。「仕方ない。後ろの組みもつかえてるし、とりあえず打とう。」って経験ありませんか?

分かっているとは思いますが、最悪のスタートです。まったく身体が温まっていない状態で打って、ナイスショットが打てる方が不思議です。

冬のゴルフで最も大事なことは「徹底した準備運動」です。「筋肉を傷めないために。怪我をしないために。」それももちろんですが、冬場は準備運動なしで思い通りのスイングはまずできません。

何も準備運動をせずにスタートすれば、「残り3ホールでやっといつものスイングが戻ってくる。」という手遅れ状態になります。

そこで、このページでは冬のゴルフでおすすめの準備運動や練習をご紹介しておきます。

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テイクバック「正しいテイクバックを作る方法」/ドライバー打ち方

ドライバーの打ち方だけに限らず「ゴルフスイングはテークバックが大切だ。」
と、レッスン書などでよく書かれていますが、イマイチピンと来ていない人も多いのではないでしょうか。

正しいテークバック

正しいテークバックできていますか?


また、上記の画像のように「テークバック開始後、クラブが地面と平行になる時、フェース面の角度と前傾角は同じになる」と言ったレッスンも多くの人が見たり聞いたりしているはずです。

しかし、理屈で分かっていてもそれを実際のスイングで試してもなかなか上手く行かないという人が多いのではないでしょうか。

このページではドライバーの打ち方で最も重要と言ってもいい「正しいテイクバックを行う方法」をご紹介させていただきます。

テイクバックを正しく始動させればバックスイングは自動操縦になる。

テイクバックで正しい動きをしたゴルフクラブの軌道は、特別な意識をせずにオンプレーンのバックスイング軌道に乗ります。

これからご紹介する方法でテイクバックを行えば、誰でも簡単にオンプレーンのバックスイングができるようになるでしょう。もちろん、しっかりと言葉の意味を理解しないとその動作は行えないので、是非しっかり読んでいただきたいと思います。

「テイクバック開始後、クラブが地面と平行になる時、フェース面の角度と前傾角は同じになる」は正しい。

言葉で説明するので、しっかり読んでいただきたい。
早速ですが、以下の動きを実際にクラブを持ち実験してみてください。クラブは何でも構いませんが小さなミスが大きな誤差になってしまうドライバーでチェックしておいた方が今後のためにもいいでしょう。

  1. 直立した状態でクラブを身体正面、胸の高さでグリップする。もちろんフェースはスクエアで。
  2. グリップを腰の高さまで下げる。そのときシャフトは地面と平行。まだ前傾はしない。
  3. その状態のまま、肩と胸をを右方向に45度回す。(シャフトは飛球線と平行。)シャフトは地面と平行のまま。
  4. フェースのトウは真上を指し、地面と垂直になっていることを確認する。
  5. その状態のまま、普段の前傾姿勢を取る。
  6. その時、フェースは前傾角と同じ角度になっていることを確認する。
  7. その前傾姿勢のまま、体を正面に戻せばいつものアドレスの状態のはずです。

いかがでしょうか。フェースの角度は確認できましたでしょうか。
これが「テークバック開始後、クラブが地面と平行になる時、フェース面の角度と前傾角は同じになる」原理です。

そして、タイガーウッズ選手をはじめ一流の選手の多くが、この「腰の高さでフェース面の角度と前傾角は同じになる」のです。

一度、その原理を理解すれば「当たり前」のことだと思うはずです。
しかし、多くの人がこの当たり前の動きができていないのです。

「自分はできてる!」と思っている人も、動画を撮ったり恥を忍んで後ろからお友達にでも見てもらいましょう。できていればもちろん問題ありません。しかし、出来ていないと気づいたら大ラッキーです。今まで悩んできたスライスやフックをここで一気に矯正できるチャンスです。

前傾角とフェース面が同じ角度ではない人の特徴

では、出来ていない人はどうなるか・・・。

シャフトが地面と平行になっている時、「①トウが真上を向いている」もしくは「②フェースが前傾角以上に閉じている」のです。

「①トウが真上を向いている」場合、これはテークバックでクラブをインサイド(身体の背中側)に引きすぎています。そのままのスイング軌道でダウンスイングをすれば、大きなフックか少しでも腰の開きが早いと身体とボールに距離が短くなりシャンクの原因になります。

「②フェースが前傾角以上に閉じている」場合、反対にアウトサイド(体から腕が離れていく)にテークバックをしていることになります。そのままの軌道でダウンスイングをすればスライスか腰の開きが早すぎるとひっかけ球が出ます。

PGAのトッププロ「ジムフューリック選手」はループスイングで有名です。アウトサイドにクラブを上げ、ダウンスイングをオンプレーンに戻して打ちます。

インサイドにバックスイングしアウトサイドからダウンスイングをするプロはほとんどいませんが、実はこのような「アウト⇒イン」のスイングは大なり小なりプロにけっこう多いのです。

しかし、これは子供の頃から何万球もボールを打ってきた「勘」のようなものがなければ、毎回ダウンスイングで同じプレーンに戻すことは難しいのです。プロの真似をするなら、せっかくなので世界NO1のプレイヤー、タイガーウッズ選手を真似しましょう。

さて、ではどうしたら「クラブが地面と平行になる時、フェース面の角度と前傾角は同じになる」のでしょう。スイングの7割はこの部分が上手くいくかで善し悪しが決まります。しっかりチェックしておきましょう。

「クラブが地面と平行になる時、フェース面の角度と前傾角は同じになる」ためのテークバックの仕方

このレッスンは「とっておき中のとっておき!」だと思ってください。それほど効果があり大事な部分です。

言葉にすれば短いレッスンですが、よーく言葉の意味を噛み締め、実際にクラブを持ち試してください。


「グリップを」
「左腕で」
「コックをしないように我慢しながら」
「飛球線の真後ろへ」
「できる限り遠くへ」
「押してください。」

いかがですか?
この通り出来た人は、シャフトと地面が平行になった時に勝手に前傾角とフェースの角度が一致していることに気づいたと思います。

この時のポイントは「コックをしないように我慢しながら」という部分です。コックを使ってヒョイとシャフトを地面と平行にすることは簡単ですが、それではしっかりと肩が回っていません。コックを我慢しながらクラブを飛球線後方へ押してください。

「クラブが地面と平行になる時、フェース面の角度と前傾角は同じにさせる方法」はたったこれだけです。簡単ですね。

「でも、コックはどうするの?」と疑問に思う方もいると思います。
何も意識しなくて大丈夫です。それ以降は肩を90度まで回すことでその勢いで自然と親指にグリップが乗る理想的なコックが出来上がります。

無理にコックをさせようと思うとオーバースイングになりますので、コックの角度は意識せず遠心力と重力に任せておきましょう。

正しいドライバーの打ち方を知りたい方の悩みは「飛距離」「方向性」その両方ではないでしょうか。
この方法でテークバックすることによってスイングプレーンが安定するので当然、方向性は向上します。さらに、左腕で飛球線後方へ大きく腕を伸ばして行くことでスイングアークを最大にしているで、飛距離も稼げるようになるのです。

テイクバック「正しいテイクバックを作る方法」ドライバー打ち方②:まとめ

いかがでしたでしょうか。
今このレッスンはご自宅や出先でパソコンやスマホなどでご覧になっていることでしょう。

ぜひ、このテークバックの方法を練習場で試してください。今までヒョイと手首でテークバックしていた方は腕の張りを感じ少々違和感を感じるかもしれませんが、慣れてくれば「球のつかまり」「ミート率の向上」「ヘッドスピードの向上」を体感できるはずです。


「グリップを」
「左腕で」
「コックをしないように我慢しながら」
「飛球線の真後ろへ」
「できる限り遠くへ」
「押してください。」

ヘッドスピードごとにドライバーの重量を変えた方が良い本当の理由

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「80の壁」70台80台のゴルフの違い

ヘッドスピードごとにドライバーの重量を変えた方が良い本当の理由

ドライバー重量ヘッドスピード

ドライバーの打ち方をレッスンする前に重要なチェックポイントがあります。

それは、「自分に合ったドライバーを使用しているか」ということです。

自分のスイングスピード(ヘッドスピード)に合ったクラブを使用していないと、正しいスイングを習得するのが難しくなります。

昔は、ゴルフクラブに選択肢があまりなかったためクラブに自分のスイングを合わせる打ち方が必要でした。

しかし、今はヘッドの「重量・形状・重心の位置・ロフト角」、さらにシャフトは「硬さ・トルク・重量・キックポイント」などの組み合わせをアマチュアでも自由にフィッティングできる時代になっています。

しかし、ゴルフ初心者がこれらのことを全て理解し、自分に合ったクラブを選ぶのはとても大変な作業です。このような「違い」が分かるようになるには経験が必要なのです。
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ドライバーの打ち方チェックシート「メニュー」

ドライバーの打ち方#0

今では、ティーショットは必ずしもドライバーで打つ必要はないということがアマチュアの間でも広がり、3ウッドやロングアイアンで打つプレーヤーも増えてきました。

特に、ロングヒッターの場合ドライバーを打つことは楽しみでもありますが、同時にOBの危険性をはらんだ恐ろしい存在でもあります。コースによってはドライバーの使用を躊躇することもあるのではないでしょうか。

しかし、ドライバーでより遠くへボールを運ぶことはやはり大きなアドバンテージになります。セカンドショットが短くなることでピンを狙える確率が高くなるからです。

もし、どんなに狭いコースでも果敢にドライバーでターゲットを狙い通りに攻めることができる技術があったとしたら、ロングヒッターにとってそれは大きな武器になります。

また、ドライバーの飛距離に自信のない人も正しいドライバーの打ち方をマスターすることができれば、飛距離を最大限まで引き伸ばすことが可能になります。

飛距離が出なくて困っている人のほとんどがスイングの原因からくるものです。年を重ね、体力が衰えることによって飛距離が落ちるという現実は確かにありますが、それを理由に正しいスイングを身につけないのはもったいないことです。

ドライバーの打ち方チェックシートについて

「ドライバーの打ち方チェックシート」はこれから数編にわけてシーリーズ化していく予定です。

「ドライバーの打ち方」と言ってもグリップの握り方、体重移動の方法、アドレスの取り方・・・などまだまだたくさんのチェックポイントが存在します。1ページでお伝えできるようなボリュームではありません。

そんな1ページを完成させるには膨大な時間がかかるというのも理由の一つですが(^^;)

ただし、すべてのページを一気に読む必要はありません。むしろ1ページずつゆっくり読み進め、練習場やコースで試していった方が効果的かもしれません。

ドライバーの打ち方チェックシートが完成するまで何日かかるか分かりませんが、更新はランダムにしていきます。ランダムというのは、グリップの握り方の次はいきなりコースマネジメントのお話というように前回の話の続きとは限らないということです。

ある程度完成してきた時点で目次を作成し、皆さんがわかりやすい構成にしていきますのでそれまでお待ちいただければ幸いです。

ドライバーの打ち方チェックシート:メニュー

バンカー越えアプローチ3つのポイント。ロブショットも分かる!

バンカー越えのアプローチ

グリーンまであと少し。でも、目の前にはバンカーが!

グリーンまでの距離があればバンカーは特に気になりません。
でもグリーンが近い場合は「飛びすぎるとグリーンオーバー」「ショートすればバンカーの中へ」こんな状況、ラウンド中に1度や2度はありますよね。

このようなバンカー越えの状況はどうしても恐怖を感じてしまうものですが、落ち着いてプレーすれば上手く切り抜けることができます。

このページでは、「バンカー越えのアプローチ」のコツや注意点をご紹介していきます。

バンカー越えのアプローチ3つのポイント

バンカー越えのアプローチには大きく分けて3つのポイントがあります。

  1. イメージの作り方
  2. アドレス・スイング
  3. メンタル

「ショットのイメージの作り方」・「アドレスやスイング」・「メンタル」と3つのポイントをご紹介していきますが、グリーンエッジからピンまでの距離が遠い場合と近い場合がありますのでそれぞれに分けて説明していきます。

グリーンエッジからピンまでの距離が遠い場合

グリーンエッジからピンまでの距離が遠い場合、キャリーでピンを狙ってスピンでボールを止める方法とピッチエンドランの2種類の選択肢があります。

しかし、キャリーで狙っていい状況は限られてきます。普段よく練習している自信のある距離かラフにボールが沈んでいるようなスピンがかかりにくい状況ではない場合です。

たまたま上手くいく場合はありますがリスクが高くなるのでおすすめはできません。
ピッチエンドランで狙うという選択をする方がより安全で、寄る確率が高いと言えます。

したがって、ここではピッチエンドランでバンカー越えのアプローチをするポイントをご紹介していきます。

イメージの作り方

グリーンエッジからピンまでの距離が遠い場合、バンカーの存在はほとんど無視していいのですが、視界に入るので完全に無視は難しいですよね。

しかし、一番気にしなくてはならないのが「どこにボール落としてどのように転がすか」です。そこに意識を集中させバンカーの存在を忘れさせるようにしましょう。

自分の脳みそを上手くダマしてあげるのです。

アプローチは技術的な部分も大切ですが、最終的にモノを言うのはイメージです。まずは、どこにボールを落としてどのように転がすかそれにはスピン量はこれくらいがいいと頭の中で理想を描くことが大切です。

フェースの向きがどうだとかスタンスはオープンがいいとか、そんなことばかりを考えていると返ってザックリやトップを起こしてしまいます。右脳全開でイメージを膨らましてください。

アドレス・スイング

バンカー越えのアプローチでもグリーンエッジからピンまでの距離が遠い場合は、いつものアプローチと何ら変わりはありません。バンカーが目の前にあるってことは確かですが、基本的なことは全て同じです。

両足かかとを揃え、11時の方向にオープンスタンス。フェースと肩の向きはターゲット方向で重心は左股関節。手首を返さないように肩でスイングする。アプローチの基本通りにスイングすればOKです。

ただし、ランニングアプローチとは違いますのでクラブは球が上がりやすいアプローチウェッジやピッチングウェッジを使用します。サンドウェッジやロブウェッジでもいいのですが、転がしをコントロールするには熟練した経験が必要になってきますのでギャンブル性が高くなります。ある程度転がるクラブを選択するのがいいでしょう。

また、ボールの位置もランニングアプローチより若干左側に置くことでボールの飛び出し角が高くなります。

メンタル

メンタル面の注意点は集中するポイントをバンカー以外のところに持っていくということです。
つまり、どこに落としてどれくらい転がそうかということに意識を集中させればいいのです。

「バンカーに入ったらどうしよう。」「アゴにぶつかったらどうしよう。」などネガティブなイメージを作ってはいけません。バンカーがあろうとなかろうと、ボールの落としどころは同じです。ボールの軌道やスピン量をしっかりイメージしを集中させればピンがグリーンエッジから遠い場合はバンカーなんて無いに等しいのです。

グリーンエッジからピンまでの距離が近い場合

バンカーを越えすぐにグリーンエッジがあり、さらにピンまでの距離が短い場合に覚えておきたいショットは「ロブショット」です。

ロブショットはプロが使う技だと思い込んでいる人が多いのですが、慣れてしまえば特に難しいことではありません。

グリーンエッジからピンまでの距離が近い場合は、バンカーを越えてからボールが転がってしまっては困る状況です。この場合はロブショットを打つしか選択肢はないのです。

それでは、ロブショットの簡単な打ち方も含め3つのポイントをご紹介していきます。

イメージの作り方

ロブショットで特に重要なのがイメージ作りです。「フワッとボールを浮かす」イメージをしっかり持つことが大切です。

そしてロブショットで一番難しいのが距離感です。ロブショットはフェースの開き具合や振り幅やライによって大きく飛距離が変わってきます。フェースを開きすぎたりインパクトでスイングを緩めたりしたらショートしバンカーの中に入ってしまいます。

しっかりとボールの落としどころに集中し「こんな感じかな」という自分なりの振り幅のイメージを持つことがとても大切です。

アドレス・スイング

状況に応じた距離のコントロールは難しいのですが、ロブショットを打つこと自体はさほど難しくありません。

ロブショットはロブショット用のアドレスを作ればできます。

まず、スタンスは肩幅より若干狭いくらいにします。ボールの位置はスタンスの中央におきます。そこから左足を11時の方向に開きオープンスタンスにします。

フェースの向きを1時の方向に開きます。この時の注意点はフェースを開いてからグリップすることです。グリップしてから手首をロールさせてはいけません。手首をロールさせることによってフェースを開きそのままショットする技(カッピングと言います。)もありますが、安定しないのであらかじめフェースの開きを固定しておいたほうが距離感をつかみやすいでしょう。

アドレスはこれで完成です。バンカーショットと同じですね。

続いてスイングですが、スタンス通りにアウトサイドにバックスイングしコックを早めに完成させましょう。そこからダウンスイングに入るわけですが、ロブショットで特に注意したいのが重心の移動、スウェイです。

ロブショットはフェースを開いている分、大きな振り幅とスイングスピードが必要です。重心が左にスウェイしてしまうとトップしてホームランやシャンクで場合によってはOBなどの大きなミスにつながりやすいのです。

短い距離ですが、ドライバーショットと同じくらいの緊張感を持ちしっかりボールの後方に頭を残しボールをヒットしましょう。

メンタル

グリーン周りのショットは集中しているようであまり出来ていない人が多いようです。ティーショットでドライバーを打つときは入念に素振りをしたりしてスイングチェックをしているのに・・・。

ロブショットは結果的には短い距離を打つショットですが、スイングはフルスイングに近い動きをします。

つまり小手先だけでは成功しない全身を使うドライバーショットと同じスイングだということを理解することが大切です。

短い距離だからと適当に打つのでは無く、ロブショット用のアドレスをしっかり作り、ドライバーショットやアイアンショットと同じように細心の注意を払ってスイングするように心がけましょう。

防寒着・防寒グッズ2014「ゴルフ・釣りに最適なのはこれ」

冬のスポーツやアウトドアは寒さ対策にかかっていますよね!

風を惹かないようにしっかり寒さ対策をしてゴルフや釣りに出かけましょう!実は私魚釣りも大好きでして・・・、ということで釣りでも使える防寒着や防寒グッズも紹介しちゃいます。

寒さに負け今年も思いっきり冬を楽しみましょう!
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2014年冬「今年の冬のおすすめ防寒着・防寒グッズはこれだ!【釣り編】」

【防寒着】アンダーシャツ

【シマノ】ブレスハイパー+℃ ストレッチハイネックアンダーシャツ
(極厚タイプ)】

防寒着アンダーシャツ
メーカー希望小売価格:8,085円
楽天最安価格:税込 5,218 円(当サイト調べ)
※中厚タイプもあります。

裏起毛のボリュームが素晴らしい防寒アンダーシャツです。ジャケットやダウンも大切ですが、やはり温かいアンダーシャツを着ていると安心感が違います。特にじっとしていることの多い釣りでは必須の防寒着ではないでしょうか。
シマノの極厚タイプアンダーシャツを楽天でチェックする

【防寒着】アンダータイツ

【シマノ】ブレスハイパー+℃ ストレッチハイネックアンダータイツ
(極厚タイプ)】

防寒アンダータイツ
メーカー希望小売価格:6,825円
楽天最安価格:税込 4,777 円(当サイト調べ)
※薄手タイプもあります。

アンダーシャツとセットで履いていれば、寒さ対策バッチリです。この上に風を通さないウインドブレーカーを着れば寒さに気を取られて釣りなどに集中できないなんてこともないでしょう。

シマノの極厚タイプアンダータイツを楽天でチェックする

【防寒着】防水ダウンコート

【ロゴス】防水ダウンコート・テスラ】

防寒防水ダウンコート
メーカー希望小売価格:オープン
楽天最安価格:税込 6,230 円(当サイト調べ)

防水防寒ダウンコートでこの価格はかなり安いと思います。脱着式のフードや二重袖構造など雨・寒さ対策のことをよく考えられた防寒着です。防水仕様なので、汚れも付きにくいのがありがたいですね。

ロゴスの防水ダウンコート・テスラを楽天でチェックする

【防寒着】防水防寒パンツ

【ディッキーズ】上質PU防水防寒サロペットパンツ】

防水防寒パンツ
メーカー希望小売価格:オープン
楽天最安価格:税込 6,900 円(当サイト調べ)

Dickies(ディッキーズ)の大本命デザインの呼び声が高い「ザ・防寒着」と言ってもいい製品です。マイナス10度に耐えられる設計のため、生半可な寒さでは暑いくらいです。これは釣りをする方にはかなりおすすめの防寒着だと言えるでしょう。
ディッキーズの上質PU防水防寒サロペットパンツを楽天でチェックする

【防寒グッズ】ハンドウォーマー

【ZIPPO(ジッポ)】ハンディーウォーマー】

zippo防寒グッズ
メーカー希望小売価格:4,200円
楽天最安価格:税込 2,480円(当サイト調べ)

ZIPPOライターでお馴染みのジッポー社製ハンディーウォーマーです。使い方は簡単でジッポオイルをタンクに入れ、プラチナ触媒に3秒から5秒火を近づければすぐに暖かくなります。タンク満タンで最大で12時間連続仕様可能。替えのオイルを持って行けば数日間のキャンプや遠征フィッシングでも安心ですね。
ジッポハンディーウォーマーを楽天でチェックする

【防寒グッズ】寝袋・シュラフ

【ナンガ/NANGA】オーロラ600DX】

nanga防寒グッズ寝袋
メーカー希望小売価格:30,765円
楽天最安価格:税込23,800円(当サイト調べ)

ご紹介するのをNANGA(ナンガ)かmontbell(モンベル)どっちにしようかと思ったのですが、メジャー度ではモンベルの圧勝感があり、あえて紹介しなくても皆さん知っていそうなのであえて国産メーカー推しをさせていただきました。
とは言え原材料はヨーロッパ産ホワイトダックダウンの羽毛を使用。文句なしに暖かく-14度程度が一番快適な環境温度です。車に一つ積んで置くと非常に便利ですよね。

【ナンガ/NANGA】オーロラ600DXを楽天でチェックする

2014年冬「今年の冬のおすすめ防寒着・防寒グッズはこれだ!【ゴルフ編】」

【防寒着】セーター

【タイトリスト】長袖ジップセーター

防寒着ゴルフセーター
メーカー希望小売価格:17,850円
楽天最安価格:税込 12,495円(当サイト調べ)
好みは皆さんそれぞれだと思いますが、タイトリストのセーターは落ち着いた雰囲気で好きですね。流行り廃りのないデザインなので大事に使えば何年経っても古さを感じないのでおすすめです。

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ゴルフ用ダウンベストでは一番売れている人気商品です。左肩口にあるスカルマークがチョイ悪ですが、腕の振りの邪魔をせず着たままでもスイングできるのが人気の秘密ではないでしょうか。

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アンダーシャツはアンダーアーマーが有名で高機能と言えますが、少々お値段が高いのがたまにキズ。冬のシーズンにゴルフをやるのは数回だけという方にはやはりお手頃な製品がありがたいのでは?この「BLUE CRUSH men’s」さんのアンダーシャツならアンダーシャツに必要な機能はしっかり揃って低価格。まずはこれで十分なのでは?

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[2019年最新版]ゴルフグローブのおすすめはこの2つしかないと断言しておきます。

グローブゴルフおすすめ

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みなさんゴルフグローブはどのように選ばれていますか?

  • 丈夫なもの?
  • 安いもの?
  • デザインが気にいったもの?

特にこだわりはないけど、練習場で穴が空いてしまってやむを得ず売店で売っているグローブを買ってそのまま・・・などという人も多いのではないでしょうか。

しかし、ここで私が声を大にして言いたいことがあります。

「ゴルフクラブの性能よりグローブにこだわっていただきたい!」

そして、私は断言します。

私が自信を持っておすすめできるゴルフグローブはこれからご紹介する「2つの製品」以外ありません。

ゴルフグローブは多くのメーカーから様々な種類のものが発売されていますが、ゴルフが上手くなりたかったらその「2つの製品」は必須と言っても過言ではありません。

これからおすすめの2製品をご紹介するのですがその前に、なぜゴルフクラブよりグローブにこだわる必要があるのかをまずは説明させていただきます。

ゴルフグローブ選びにこだわる3つの理由

  1. グリップは強く握ってはならない。
  2. 手のひらはビンカンな触覚だ。
  3. ゴルフクラブと手のひらの唯一の接点だ。

グリップは強く握ってはならない。

ゴルフグローブを選ぶ際にもっとも強く意識しておかなければならないが「グリップは強く握ってはならない。」ということです。

グリップを強く握ると、「ヘッドが走らない」「体がスムースに回らない」「手のひらからの情報が伝わらない」などとスイング中に様々な弊害をもたらします。ちなみに握力の最大値を10とすると3~4くらいのグリップ圧がいいとされています。

そこでこんなレッスンをよく耳にするはずです。

「グリップは強く握るな!」

しかし、想像してみてください。

油まみれのツルツルのグリップでフルスイングしたらどうなるか?

グリップ圧3~4でスイングしたらクラブは遠心力で地面に突き刺さるか、前方にすっ飛んで行ってしまうことでしょう。

では、すっ飛んで行かないようにするにはどうしたらいいのか・・・。
ギュッと10のグリップ圧をかけるしかありません。また、意識しなくても本能的に強く握ってしまうはずです。

つまり、グリップ力のないグローブでは体が本能的にグリップ圧を上げてしまうのです。それを3~4のグリップ圧で握れと言われても不安でスイングできないはずです。グリップ力の弱いグローブでは無理な力が入るのは当たり前の事なのです。

したがってゴルフグローブは、「やさしく握ってもしっかりグリップしてくれるものがいい。」ということです。

理想的なグリップ圧はグローブ一つ替えるだけで解決できると私は断言いたします。

手のひらはビンカンな触覚だ。

グリップ力の次は、手のひらが感じ取るフィーリングのお話です。

手のひらはプレーヤーに様々な情報を与えてくれます。
クラブの重さや重心位置、シャフトのしなり具合、スイング中にかかる遠心力、ライの状態、フェースの向き・・・。

手のひらでこれらの情報をしっかりと感じ取ることができれば、ショットの成功率は高まります。

これらの情報をゴルフグローブが遮断しないように、手にしっとり柔らかくフィットし人の肌に近い素材を選ぶ必要があります。

「では、素手の方がいいのでは?」と思われる方もいるかも知れませんが、パター以外はスイング中に大きな遠心力がかかりますのでグリップ力が必要になってきます。素手だとすべり易くグリップ圧を自然と上げることになり、手のひらからの情報が逆に伝わりにくくなります。

つまり、スイングの場合はグローブを着けていた方が情報が伝わりやすくなるということです。
ただし、「良質なグローブ」に限ります。

グリップはゴルフクラブと手のひらの唯一の接点だ。

「グリップはゴルフクラブと手のひらの唯一の接点だ。」
多くのゴルフ雑誌やレッスンで使い古されたフレーズなのでパクったみたいで使うのが少々小っ恥ずかしいのですが(^^;)そのとおりなので仕方ありません。

どんなに高級なゴルフクラブを使おうが、ターゲットにスクエアなアドレスで構えようが、グリップがしっかりしていないとなんの意味もありません。

「グリップを見ればその人の腕前が分る」と言われるほど、グリップは大切な要素なのです。

その大切なグリップをおろそかにしているゴルファーが非常に多いのです。握り方はともかく、グリップやグローブへの気遣いが足りない人が多いのです。

ゴルフレッスンなどでは「正しい握り方」ばかりを教えてしまっているので仕方ないのかもしれませんね。

グリップとグローブさえ良い物を選べば、握り方やスインが良くなるという秘密をプロは滅多にしゃべりませんね。

「グリップを3~4の圧力で握るにはこのグローブを買え!」って、レッスンをするプロはいないですからね。

さて、ここまでゴルフグローブ選びにこだわる3つの理由をお伝えしてきました。
「ゴルフグローブの大切さはもうわかったから、早くそのグローブを紹介しろ!」と思ってらっしゃることでしょう。

では、「おすすめゴルフグローブはこの2つしかない!」その2つをご紹介させていただきます。

おすすめNO.1「Titleist TG77 プロフェッショナル 」

TG77グローブタイトリスト
【タイトリスト/TG77プロフェッショナル】
メーカー希望価格:2,310円
楽天最安価格:1,730円(当サイト調べ)
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私はこれ以上のゴルフグローブに出会ったことはありません。ツアープロの多くがこのタイトリストのTG77プロフェッショナルを使用しているという理由は装着してみればすぐにわかるはずです。

一度このグローブを使ってしまうと他のグローブには変えられないほど素晴らしいグローブです。
素材は100%最高級天然羊皮(エチオピアシープ)を使用。しっとりとしたなめらかな肌触りでまるで吸盤がついているかのようにグリップします。

また、非常に薄く軽量でゴルフクラブから伝わってくる繊細な情報を手のひらがキャッチしてくれます。

タイトリストからはこの他にもグローブは発売されていますが、「TG77プロフェッショナル」以外は申し訳ないのですがおすすめできません。必ずこのTG77プロフェッショナルのグローブを使ってください。

お値段は他のグローブに比べて少々高いですが、その性能に必ず満足するはずです。

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おすすめNO.2「フットジョイ PURE TOUCH(ピュアタッチ)ゴルフグローブ 」

ゴルフグローブおすすめ2019puretouchフットジョイ
【フットジョイ/ピュアタッチ】
メーカー希望価格:オープン
楽天最安価格:1,944円(当サイト調べ)
フットジョイのPURETOUCH「ピュアタッチ」を楽天でチェックする

この「フットジョイのピュアタッチ」は「タイトリストTG77プロフェッショナル」と同等のフィーリングを得ることができます。こちらもツアープロの愛用者が多い歴史あるグローブです。

また、素材も同じく最高級天然羊皮のエチオピア・シープを使用しています。エチオピア・シープの素材を採用しているゴルフグローブは他にももちろんあるのですが、やはり「なめしの技術」がこの2社は優れているのではないでしょうか。
あのしっとり感と絶妙な革の厚み(薄さ)は他の製品では出ないのです。

どちらも甲乙つけがたいのですが、「フットジョイのピュアタッチ」は手の甲側の第一関節の部分に収縮性のある素材でつなぎ目があります。その部分に若干の違和感を感じることがあるので2位とさせていただきました。ほとんど気にならない程度ですが。

タイトリストに比べて多少お値段が安いので、私は練習用&予備として数枚ストックしています。
フットジョイのPURETOUCH「ピュアタッチ」を楽天でチェックする

まだこの2つのグローブを試したことがない方は、騙されたと思って使って見てください。特にグリップに力が入ってしまう方や、握力に自信のない方はおすすめです。

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グリップについてはこちらです⇒グリップの選び方「そのミスショット、グリップが悪いかも!?」