ドライバーでスイングの前に行うOBさせない簡単な方法
飛距離が出る人は特に多いドライバーでのOB。
OBばかりで心が折れてはいませんか?
ドライバーショットの前に行うある一つの動作で、飛距離を犠牲にせず「OB」を撲滅する方法をご紹介します。
私がレッスンさせていただいている元野球部の35歳の男性は、いつもOBで悩まされ平均スコア97でした。
その彼はこれからご紹介する方法であっという間にOB病が治り、たった1ヶ月で平均スコア83まで上達しました。
それほど、簡単で強力な方法です。
ドライバースイングは左脳より右脳を働かせる!
ドライバースイングに限らず、ゴルフスイングには正しいスイング理論というものが存在します。
しかし、スイング理論を学んだことのない子供がドライバーをいとも簡単に打ってしまうことがあります。
これは、スイング理論ではなく「本能」で打っているのです。
今回の「ドライバースイング|飛距離を落とさず絶対にOBさせない簡単な方法」とは、その本能に任せる打ち方です。
その本能を働かせるにはいわゆるロジックを司る左脳を働かせるのではなく、空間把握力や運動神経を司る右脳を働かせましょう。
とは言え、右脳を働かせろと言われても難しいと思います。ですが心配はいりません。
勝手に右脳が働くような方法です。
それでは、右脳を使ってドライバーでOBさせない方法をご紹介します。
「ドライバーで不安を抱きながらスイング」のその前に!目線で本能を呼び覚ませ!
目標は空
結論から言います。
「ターゲットを空」にする。
「空」カラではありません。「そら」です。
グリーンでもなく、コース中間地点の目印の旗でもなく、フェアウェイど真ん中でもなく「空」です。
空に向かってスイングすると、ボールはまっすぐ飛びやすくなります。
ボールを落としたい場所の真上にある「空」や「雲」に目標を定めましょう。
これからその理由をいくつか挙げますが、あまり意識せずにまずは騙されてと思って試してみてください。
本能に任せるにはその方が効果的だからです。
空をターゲットにする理由の前に「目標を空にするための3つの手順と1つのチェックポイント」を先にご説明しておきます。
ドライバーでスイングする前に目標を「空」にする3つの正しい手順と1つのチェックポイント
①ボールの真後ろから、目標の空を見る
アドレスに入る前に、ボールと目標を結んだ直線の真後ろに背筋を伸ばし立ってください。
「そして、落としどころの真上の空を眺めましょう。」もちろん、雲でもかまいません。
と言うと、あごを上に向けるくらい高い所を見る人がいますがその必要はありません。
「目線の高さでいいのです。」
とても大事な部分なので、もう一度言います。「目線の高さ」です。
よく考えてもらえば簡単な理由なのですが、立った状態でゴルフコースをティーグラウンドから眺めた時、必ず視界のなかに空があるはずです。
わざわざあごを上に上げてまで見る必要はありませんよね?
すなわち「視線の焦点を空にするだけ」でいいのです。
②アドレスに入ったらもう一度空を見る。
アドレスに入ったら、もう一度先ほど目標を設定した「空」または「雲」を左に振り向く形で眺めましょう。
この時「右目」で見るようにしてください。
では、ここで実験です。
ティーグラウンドにいると思って①の手順で目標の空を設定し、その後アドレスしてみてください。
そして、先ほど設定した空の目標を右目で覗いてください。
①の手順で設定した時はほぼ目線の高さだった目標が、アドレスした後に覗くと若干上になっていませんか?
首を傾け下から少し見上げないと見えないはずです。
これでいいのです。
確認できたら、目標のイメージを頭に焼き付けておいてください。
③空に向かって気持ちよくスイング
空にはバンカーも、池もOBもありません。
自分が設定した空の目標に向かって気持ちよくドライバーでスイングしてください。
その時、あれこれ難しいことは考えないことです。青空に向かって打つだけです。
目標の位置だけは常にイメージしておいてください。
これで、ドライバースイングに恐怖は感じなくなりますし、OBも激減するでしょう。
目標が空になっていればこうなる!チェックポイント
上記の「ドライバーでスイングする前に目標を「空」にする3つの正しい手順」を行うとアドレスの形は「右肩が若干下がった状態」になっているはずです。
もし、右肩が下がらず水平になってしまっている方はグリップに問題があるか、腕に力が入りすぎています。
グリップはスクエアに、腕はピンと伸ばさず肘が身体に付くくらいにリラックスして構えてください。
右肩が下がっていることがドライバースイングではとても大切になってきます。
ドライバーショットで空をターゲットにする理由
ダウンスイング以降、右肩が突っ込まない
右肩が突っ込むとはどういうことか、それは「インパクトの瞬間体が開いている」ということです。
正しいスイングはインパクトの瞬間、ボールと胸が向き合っている状態になります。
ところが、右肩が突っ込むと胸は目標方向に向き、フェースが開いた状態になります。
すると、スライスやそれを嫌がって手首で調整しひっかけを起こしたりします。
空を目標にすると、右肩が下がったアドレスになりますので自然に突っ込みにくくなり、左に壁が出来上がるのです。
スピン量を抑えられる
初心者の方には少々わかりづらいかもしれませんが、ドライバーの飛距離や方向性は「スピン量」が大きく関係してきます。
上から打ち込むようにスイングすると、ボールをカットするようなインパクトになるのでスピンが多くかかってしまい、飛距離のロスやスライスの原因になります。
しかし、目標を空にすることで右肩が適度に下がり、自然とアッパー気味のスイングになることで無駄なスピンを抑えることができます。
ドライバースイング|飛距離を落とさず絶対にOBさせない簡単な方法:まとめ
①ボールの後ろに立ち背筋を伸ばし、落としたい場所の真上の空を目標にする。
②アドレスをし、もう一度目標の空を眺める。その時、右肩が若干下がっていればOK。
③空の目標をイメージしたまま、気持ちよくスイング。空には「バンカー」も「池」も「OB」もありません。とにかく空に向かって振り抜いてください。
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